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バイクの配線処理の工賃・費用の目安や相場とは?

外観はおしゃれにカスタマイズしているバイクでも配線が乱雑になっている方もいるのではないでしょうか。今回の記事では配線処理を自分で行う難易度について、またセルフで行う場合とショップに依頼した場合の工賃・料金の目安について解説していきます。

セルフで行う場合の難易度や費用は?

セルフでの配線処理の難易度について

バイクのヘッドライトの交換時など、ヘッドライト内に配線が集中していて処理方法に悩む人も多いのではないでしょうか。配線図があればわかりやすいのですが、自分でカスタムする場合は配線図があるわけではありません。そのため、回路や配線の仕組みを理解することがポイントとなります。
配線処理の難しい点は定期的に整理をしなければいけないという点です。
電装品を徐々に後付けする場合は、整理しておかないと気がついたら配線だらけになっています。また、自分で配線処理をするには時間がかかってしまうこともあります。

セルフで配線処理を行った場合の費用

配線処理を自分で行った場合、工賃は発生しませんが工具を揃えるために費用が発生します。必要な工具と費用について確認しましょう。

配線処理をする際、基本的に必要な道具は以下となります。

  • 配線・・・・交換用の配線です。
  • 電工ペンチ・・・配線の切断や端子のカシメをする道具です。
  • はんだ・はんだごて・・・配線と端子を固定させるための道具です。はんだごてを使い、高熱ではんだを溶かして接着させます。

これらの道具はメーカーや製品の質・種類によって値段が様々ですが、すべて揃えた場合、以下の費用で購入が可能です。

配線 約600円
電工ペンチ 約3,000円
はんだごて 約1,500円
はんだ 約500円
合計 約5,600円

セルフで配線処理を行う場合、電工ペンチやはんだごては消耗品ではないため、2回目以降の作業は配線とはんだを買い揃えるのみとなります。

ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

自分で配線処理をする自信がない方や面倒に感じている方はショップに依頼をした方が安心です。セルフではなくショップに依頼する場合、気になるのは工賃ですよね。
電装系の工賃を例に、以下の価格で行ってくれるショップがあります。

プラグ交換

※NGKの一般プラグ代と交換工賃の合計金額です。※特種プラグは別途差額が発生します。

プラグ一本:1050円から プラグニ本:2100円から プラグ四本:4200円から
※カウル脱着の場合は別途3150円から ※タンク脱着の場合は別途1575円
※最新のスポーツバイクなどはプラグへのアクセスが困難な車両があるため別途の工賃が5250円から17500円程度かかる場合あり。

バッテリー系

交換:525円から
部品持込は別途1050円から
充電:1050円
外して持ち込みの場合
※カウル脱着の場合は別途3150円※タンク脱着の場合は別途1575円

電球類交換

メーター球:1050円~3150円から ウインカー、テール球:525円~1050円から
ヘッドライトバルブ:1050円~2100円から ※カウル脱着の場合は別途3150円、タンク脱着の場合は別途1050円

ウインカー交換

専用品:3150円から
部品持込は別途1050円
汎用品:4200円から
部品持込 別途1050円
※ステー等の加工が必要な場合は別途工賃が必要。

プラグ交換以外はすべて工賃のみの金額となっています。

また、メインハーネスと呼ばれる太い配線の断線などで配線の引き直しが必要となった場合は以下の金額となります。

メインハーネス配線引き直し 86,400円から

まとめ

  • セルフで行う場合は配線の仕組みを理解して定期的に整理する必要がある
  • セルフの場合、電工ペンチとはんだごてを予め用意しておけば部品代(配線+はんだ)のみ
  • ショップに依頼をする場合は作業部位によって別途工賃がかかるケースがある
  • メインハーネスの配線の引き直しの場合は高額となる
  • 時間がない方や慣れていない初心者の方はショップに依頼するのがおすすめ

配線処理に不安な方はショップに依頼することをおすすめしますが、セルフで配線交換を行う場合はご自身の責任のもと、安全性を考慮して行うようにしてください。

本記事は、2018年12月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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