アメリカンバイクのロングフォーク化は車検に通る?車検に通す方法をご紹介
アメリカンバイクをロングフォーク化するというのは、定番の人気カスタムの1つです。ただ真っ直ぐ走ることだけを考えたような伸びやかなスタイルは、アメリカンバイク乗りの憧れかもしれません。ただ、純正から大きく変わるカスタム故に「車検に通るのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこでこのページでは、ロングフォークカスタム装着時の車検について解説していきます。
3cm以内ならそのままロングフォーク化が可能
実は、長さが3cm以内であれば構造変更の申請なしにそのままロングフォーク化が可能です。もし、3cm以上伸ばす場合であっても、構造変更さえ申請していれば何センチでもロングフォーク化することができます。ただ、あまりに長すぎるフォークは車検で認められない可能性があり、なにより運転に支障をきたして危ないので伸ばす長さはほどほどにしておきましょう。
ちなみに、フォークと同様にハンドルも構造変更をすることで何センチでも高いハンドルへの交換が可能です。また、幅2cm、高さ4cm以内であれば構造変更の必要はありません。
ロングフォークのメリット・デメリット
ロングフォーク化しても車検に通ることは分かりましたが、実際に運転する際にはどのような影響が出るのでしょうか?ロングフォーク化のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット:
デメリット:
残念ながら、ロングフォーク化はデメリットのほうが多いです。それでもアメリカンバイクオーナーがこぞってこのカスタムをするのは、デメリットを承知で理想のスタイルを目指すことが理由でしょう。
もしロングフォーク化するのであれば、走行性能が低下することを認識し、より一層の安全運転を心掛けましょう。
構造変更の手続きはどうすればいい?

3cmを超えるロングフォーク化をする際の構造変更の申請ですが、その手続きは陸運支局で行うことができます。最寄りの陸運支局へバイクと必要書類を持ち込み、検査を受けることで手続きは完了します。構造変更で必要となる書類は以下の通りです。
多くの書類が必要になるため、不安であればバイクショップやハーレー専門店などで代行してもらうといいでしょう。
まとめ
本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。