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バイクの高速料金の基礎知識やお得な割引情報まとめ

高速道路を上手に使えば、普段行けないようなところへも行けるため、ツーリングがより魅力的になります。しかし、バイクの高速道路料金の仕組みや割引制度を知らずに使っている人もいるのではないでしょうか。

今回は、バイクで高速道路を利用する際の車種区分と料金、割引情報、料金を簡単に検索できるおすすめアプリを解説します。ぜひご一読ください。

バイクの高速道路の料金は軽自動車と同じ

高速道路の料金は車両区分で異なっており、バイクは軽自動車と同じ料金です。バイクの高速道路料金が軽自動車と同じ理由と、ルート設定により料金が異なる点を解説します。

なぜ軽自動車と同じなのか?

NEXCOによると、バイクが軽自動車と同じ料金区分である理由として、以下の項目を挙げています。

  • どちらも走行するのに1車線が必要
  • 法定最高速度がどちらも100km/h

このような根拠から道路負担割合が同程度と考えられ、原因者負担・占有者負担・受益者負担の考え方から同一の車種区分が設定されています。

しかしバイクは車体が小さく、乗れる人数も2人と少ないため、現在よりも料金を値下げするべきだという要望は、二輪車団体やライダーなどから根強くあります。

具体的な料金はルートで変わる

高速道路の料金は車種区分以外にも、走行ルートの設定によっても変わります。入口ICと出口ICが同じでも、走行する高速道路が異なれば走行距離も変わるためです。

以下のサイトでは、IC名を直接入力するほか、地図からIC名を探して入力できるため、ルート検索が簡単にできます。走行ルートごとの料金比較だけでなく、出口ICまでの所要時間、渋滞・規制情報、サービスエリアの検索などが可能です。ほかにも、渋滞を回避するルートや、休憩や食事をするサービスエリアの検索など、高速道路走行中にも役立つ情報が充実しています。

高速料金・ルート検索 | ドラぷら(NEXCO東日本)
二輪車定率割引 距離・料金検索

バイクの高速道路の割引情報

バイクの高速道路の割引情報

バイクの高速道路の料金割引情報について、ETC対象の割引、土日祝日の割引、ツーリングプランによる割引の3つを紹介します。

ETC2.0利用者向けの割引制度

ETC利用者向けの割引制度は、平日朝夕割引と、深夜割引制度があります。

平日朝夕割引は、ETCマイレージサービスに事前に登録したETCカードを利用して、対象の高速道路を走行した場合に、月ごとの利用回数によって料金が後日ポイントで還元されます。利用回数が5~9回なら約30%割引、10回以上であれば約50%割引です。

特別な手続きは不要で、土日祝日を除いた月曜日~金曜日の6時~9時、または17時~20時の間にETCを通過すれば適用されます。

午前・午後それぞれ最初の1回が割引対象になり、2回目以降は対象外です。深夜割引や休日割引が適用される場合は、平日朝夕割引は適用されません。

割引適用区間は、NEXCO3社が管轄する全国の高速道路と一部の有料道路、圏央道です。首都圏・京阪神圏の大都市部区間は割引対象外で、ほかにも新湘南バイパス、京葉道路などの対象外道路もあります。

深夜割引はETCを使用して、0時~4時の間に対象となる高速道路を走行すると30%の割引が受けられる制度です。距離や回数、曜日の制限はありませんが、深夜割引と平日朝夕割引の両方を満たす場合は、深夜割引が適用されます。また深夜割引と休日割引の両方を満たす場合は、割引額の大きいものが自動的に適用されます。

割引適用区間はNEXCO3社が管轄する全国の高速道路と圏央道、新湘南バイパス、西湘バイパスなど一部の一般有料道路です。平日朝夕割引と異なり、大都市部の区間も対象ですが、京葉道路のように対象外の道路もあります。

休日割引(二輪車定率割引)の制度

休日割引(二輪車定率割引)は、土日祝日に一回の走行が100kmを超える場合、当日の利用前までにWebサイトで申し込みを行なうと37.5%割引が受けられるサービスです。

NEXCO3社と宮城県道路公社が管理する対象道路のみを走行することが条件で、2022年4月2日(土)~11月27日(日)の期間限定で行なわれます。ただし、北海道は2022年4月2日(土)~10月30日(日)で期間が異なります。

新型コロナウイルスの感染状況により、申し込み受付を停止する可能性があるため注意してください。2023年以降の実施は、今のところ不明です。

事前の申し込みは以下のサイトから行なえます。
https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=135

各種ツーリングプランによる割引

ツーリングプランはツーリング需要を喚起し、各地の観光地やツーリングスポットの活性化、高速道路の利用を促進するために期間限定で実施されます。

最大利用期間は2日間(または3日間)で、ETCを搭載した二輪車が、対象エリアの高速道路を定額で自由に乗り降りできるプランです。高速道路を走行する前までに申し込めば良いため、当日に天気などを確認してからでも利用できます。

対象期間は2022年4月25日(月)~11月30日(水)で、北海道の2コースは2022年4月25日(月)~10月31日(月)です。

以下のサイトから全20コースの事前申し込みができます。
https://www.driveplaza.com/etc/drawari/2022_touring/

高速料金の調査や割引計算に便利なおすすめアプリ

高速道路を利用してツーリングをする際に、高速料金の検索や割引額の計算で便利なアプリを5つ紹介します。

ドラぷらアプリ

ドラぷらアプリ」はNEXCO東日本とゼンリンデータコムが共同開発した、高速道路運転サポートアプリです。高速料金の検索はETC割引料金にも対応し、渋滞を考慮した3ルートが表示されます。的中率80%を誇る渋滞予報士による、渋滞予測情報を確認できるのも特徴です。

高速道路ナビ

「高速道路ナビ」はルート検索や渋滞情報、高速料金を確認でき、休日料金や深夜料金にも対応しているアプリです。GoogleMapと連携しておりリアルタイムの渋滞情報が確認可能で、ルートは時間、距離、料金順で3つの候補が地図でわかりやすく表示されます。

高速料金検索

「高速料金検索」は、文字によるIC入力だけでなく、過去の履歴や地図からの入力が可能で、5ルートの料金や所要時間、距離が表示されます。休日、深夜割引料金に対応していますが、渋滞情報などの交通情報は確認できません。

高速道路料金マップ

「高速道路料金マップ」は、高速道路、都市高速、主要有料道路の通常料金と、ETCカード利用割引料金を表示するアプリです。乗り継ぎも計算可能で、一度検索したICは履歴に登録されて便利です。また出発日時を入力すると、通常の所要時間と渋滞時の所要時間の両方を算出して表示してくれます。

高速.jp

「高速.jp」は、高速道路や有料道路のルートを検索し、料金、所要時間、距離で複数のルートを検討できるアプリです。渋滞情報などは見られないものの、必要な機能がシンプルにまとめられた使いやすいアプリです。

まとめ

バイクの高速道路料金は、軽自動車と同じ金額がかかるため割高感がありますが、ETCによる割引のほか、期間限定の割引サービスも導入されています。

今後、バイクの高速道路料金が値下げされるかどうかは不透明な状況ですが、お得な割引期間を上手に利用して、高速道路を利用したツーリングを検討してはいかがでしょうか。

本記事は、2022年9月8日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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