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バイクのジェネレーターの故障症状とそのチェック方法

バイクの発電に関係しているジェネレーターですが、どのような仕組みで動いているのでしょうか。ジェネレーターが故障したときの症状やメンテナンス方法を知っておかないと、バイクが使い物にならなくなってしまう可能性があります。今回は、ジェネレーターについて詳しくみてみましょう。

ジェネレーターの仕組みや役割

ジェネレーターはバイクの発電を行っている部位で、以下の2つの種類があります。

ダイナモ

ダイナモは直流発電機で、昔に多く普及したジェネレーターです。ダイナモはエンジンの回転数によって発電量が決まり、不安定なため、オルタネーターに替えられていきました。

オルタネーター

オルタネーターは交流発電機で、安定した電気供給が可能です。電気使用時は直流を使用するため、整流器を通して直流電機に変換します。オルタネーターは磁石とコイルで構成されており、エンジンを始動させることでオルタネーターが始動し、磁場を発生させ電気を作ります。

2018年時点において、ジェネレーターにはオルタネーターを搭載しているバイクがほとんどです。ジェネレーターがなければ、セルが回らなかったりライトが点かなかったりと不備が多くなるため、異常があるときは早めに修理する必要があります。

ジェネレーターが故障したときの症状

ジェネレーターが故障したときの症状

ジェネレーターに異常があるときは以下の症状がみられます。

  • 電圧があがらない
  • ヘッドライトが暗くなる
  • エンジンがかからなくなる
  • セルが回らない
  • エンストが多くなる
  • バッテリーの充電不良 など

ジェネレーターは発電の役割を担っているため、故障すれば、電気系統やバッテリーに異常が発生します。異常を放置しておくと、バッテリーやレギュレーターなど他の部位も故障する可能性が高くなるので、バイクの調子を定期的にチェックしましょう。

ジェネレーターのメンテナンス方法

ジェネレーターの不調はメンテナンスにより、改善することがあります。

  1. ジェネレーターを分解する
  2. ジェネレーター内部の鉄粉やサビを取り除く

細かい紙ヤスリや研磨剤を使い、キレイに清掃することで性能が戻ることがあります。ジェネレーターのメンテナンスを自分でするのが不安なときは、業者にチェックしてもらいましょう。たとえば、コイルが焼けてしまった場合でも、新たに巻き直して修理してくれる業者があるので安心です。

ジェネレーターを交換するケース

ジェネレーターは以下の場合、修理不可能となってしまいます。

  • ジェネレーターの原型がないほど破損している
  • 故障状態がひどく加工できない
  • 分解不可能
  • 制御部品(レギュレーターやヒートシンク)がこわれている  など

ジェネレーターの損傷が著しい場合などは、修理ができないため交換が必要となります。交換をしないと、バッテリーの損傷を悪化させる原因などになるため、早めに対処しましょう。

まとめ

  • ジェネレーターはエンジンの回転を利用して発電を行っている
  • ジェネレーターに異常が発生すると電圧が不安定になる
  • ジェネレーターを清掃することで異常が回復する場合がある
  • 著しく破損していると交換が必要

本記事は、2018年4月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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