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点かない、点滅する!バイクのHIDの故障の原因と修理方法

HIDは白く明るいという魅力があり、バイカーからも人気の高いランプです。しかし、扱い方がわかっていないと、HIDを取り付けたのに点かないこともあります。今回は、HIDが点かない原因や故障の症状、修理方法などについてご紹介しましょう。

HIDが点かない!?原因を知ろう!

HIDが点かない原因には以下のようなものがあります。

  • バルブの寿命
  • バラストの故障
  • 電力不足
  • 接触不良
  • 配線不良 など

HID自体が切れたり、一定の電圧を供給するためのバラストが壊れたりすると、ライトは点きません。また、HIDは立ち上がり時に大きな電力を使うため、電力が足りないときもライトは点かなくなります。配線に異常があった場合でも、ライトが点かないので、バッテリーや配線、ライトなどを点検するようにしましょう。

HID故障時の状態

HID故障時の状態

HIDが点かなくなったときの原因は上記のとおりですが、具体的には、以下のような状態になります。

バルブの寿命

HIDは約2,000時間の寿命が一般的です。寿命が切れる前は、ランプの色が赤色や紫色になり、徐々に白色へと変化します。このように色が変化しはじめたときは、寿命が近いので替えのランプを購入しておき、交換するのが良いでしょう。

バラストの故障

HIDが点滅したり、前兆もなく点かなくなったりした場合は、バラストの故障が考えられます。バラストの故障を確認するには、左右のHIDを交換して検証します。交換で点灯するライトが左右変われば、バルブの寿命が原因です。点灯するライトが左右変わらなければ、バラストが原因と判明します。

接触不良や配線不良

HIDが消えて点かず、検証した結果、バラストの不良と同様の反応をした場合、接触不良や配線不良を疑う必要が出てきます。

HIDの修理や交換する方法

HIDの交換なら、比較的簡単に行えますが、バラストなどの修理や交換は、知識がなければ難しくなります。バラストを交換する場合は以下の点に注意しましょう。

  • 高電圧が流れるので、バイクのエンジンは必ずオフにして作業する
  • バイクでも取り付けられる薄いバラストを購入する
  • ライトからバッテリーの距離を把握し、配線の長さにも注意してキレイに収納する など

配線の処理やランプ交換、バラストの交換に自信がないときは、バイクショップに修理を依頼するのが良いでしょう。

まとめ

  • HIDはバルブやバラストの不良などが原因で点灯しなくなる
  • バルブ不良の前兆としてライトの色合いが変わってくる
  • バラスト不良や配線不良の場合は左右のランプ交換で検証可能
  • 交換時は高電圧や配線の距離に注意する
  • セルフの交換が不安な場合はバイクショップで交換をしてもらう

本記事は、2018年3月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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