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バイクのパンク修理で便利!ガスボンベ式空気入れ

ツーリングなどで知らない土地を走行しているとき、タイヤがパンクして悩まされたことはありませんか?急なパンクのトラブルは予測できないため、ビギナーからベテランまで多くの方が経験しています。

ここでは、緊急時のパンク修理時に役立つ「携帯用ガスボンベ式空気入れ」の使い方を解説します。

携帯用ガスボンベ式空気入れとは

携帯用ガスボンベ式空気入れは、出先でもその場で空気を入れられるため、予期せぬパンクが起きた際に有効活用できます。最寄りのガソリンスタンドやバイクショップまで走りたいときなどに、携帯用ガスボンベ式空気入れがあれば事足りるでしょう。

一般的な携帯用空気入れだと100回以上のポンピングが必要になり、時間が限られた出先などには向いていません。そのようなときにおすすめなのが、CO₂を充填できる携帯用ガスボンベ式空気入れ、「CO₂インフレーター」です。

CO₂インフレーターを使うとタイヤ内へ瞬時にCO₂を送り込むことができ、緊急事態を免れる程度の距離は走行できるでしょう。インフレーターにはバルブと接続する部分とCO₂カートリッジを接続する部分しかないので、ビギナーでもわかりやすく便利です。

以下で、気になる使い方を見ていきましょう。

携帯用ガスボンベ式空気入れとは

携帯用ガスボンベ式空気入れの使い方

1.CO₂のカートリッジをインフレーターに接続する

接続が完了したらカートリッジに穴が開き、使い切るまで外せないので注意しましょう。

2.インフレーターをバルブに押し付けてCO₂ガスを入れる

CO₂カートリッジを接続したらバルブに押し当ててガスを入れるだけなので複雑な作業はありません。空気が入り始めたら一瞬なので、万が一チューブがビートに挟まっている場合はバーストの可能性が高くなります。取り付けの際にミスがないかをチェックすることが大切です。また、CO₂カートリッジは冷えていると空気が出づらくなるので温めてから使用しましょう。

3.CO₂カートリッジが空になっていることを確認してバルブを閉じる

CO₂は空気に比べて抜けにくく、山道から車通りがある市街地への移動程度なら走行できる場合がほとんどです。空気を入れる際は断熱膨張が起きてカートリッジが非常に冷たくなるため、作業時はタオルやグローブをかませておきましょう。

バイクにおすすめのインフレーター

インフレーターはL型タイプや一体型、ストレートタイプなどの形状があり、中でもL型タイプのインフレーターが接続しやすく便利です。空気を入れる際、ストレートタイプはホイールに引っかかって思うように空気が入りないことがあります。L型タイプは使いづらさをカットしたコンパクト設計なので、車載工具として持ち運んでも邪魔にならない点が魅力です。

おすすめの携帯用ガスボンベ式空気入れ7選

バイクに適合した携帯用ガスボンベ式空気入れの製品数は多くありません。そのため、多くは自転車用のガスボンベ式空気入れを使うことになるでしょう。その中で、バイクへの使用もできる製品を3つご紹介しましょう。

携帯用ガスボンベ式空気入れセット

TNI CO₂ボンベセット 目安価格:約1.500円(ボンベ2本セット) / 約1,800円(ボンベ4本セット)

自転車パーツメーカーのTNIの自転車用ポンプですが、バイクへの使用もできます。自転車用なので、ボンベは多く持っていた方が良いでしょう。TNIのボンベは単品価格で200円以上する製品なので、予備を考えて、お得な4本セットの購入をおすすめします。

DAYTONA パンク修理キット 目安価格:約4,100円

バイク用品大手のDAYTONA製のパンク修理キット。パンクを修理する工具の他に、ガスボンベ式空気入れがセットになっています。ガスボンベは3本入っているので、タイヤ1本分なら、十分に空気を充填できるでしょう。

TIPTOP チューブレス用パンク修理キット TTO-331 目安価格:約4,100円

パンク修理キットですが、DAYTONA製同様3本のガスボンベが付いているセットです。

一方、ガスボンベやアダプターは単品でも売られています。それらを組み合わせて使用しても良いでしょう

アダプター

Maruni 調整式アダプター 目安価格:約1,600円

日本唯一のパンク修理材メーカーのマルニ工業株式会社がつくるエアバルブ調整式アダプターです。これはアダプター単品ですが、マルニ工業は自転車や車、建築重機の修理材まで作っている日本の専門企業なので、安心して使用することができるでしょう。

Maruni エアーボンベアダプター 目安価格:約1,300円

調整機能のないエアーボンベアダプターです。真ちゅう製で頑丈にできているので、安心して持ち運ぶことができるでしょう。空気圧は調整できませんが、緊急時のエアー入れに使いやすいモデルとして活躍してくれます。

ガスボンベ

株式会社バトンTrading CO₂ボンベ 目安価格:約1,200円(5本) / 約1,900円(10本)

1本あたりの単価が200円前後と安く、コストパフォーマンスの高いCO₂ボンベです。バイクでは、1本のタイヤあたりボンベを3本使うと仮定すると、10本の購入がおすすめです。なお、他社製品のアダプターにも使用できるので、エアバルブを追加購入したい場合に良いでしょう。

TNI CO₂ボンベ 目安価格:約540円(1本) / 約820円(2本) / 約1,500円(5本) / 約3,000円(10本) / 約5,000円(20本) / 約7,300円(30本)

TNI製のCO₂ボンベです。信頼あるメーカー品を使いたい方におすすめの製品でしょう。1本のみの購入だと高いですが、本数が多くなるほど1本あたりの単価は安くなります。

まとめ

最後に、携帯用ガスボンベ式空気入れについて大切なポイントをおさらいしましょう。

  • 携帯用ガスボンベ式空気入れがあれば緊急時のパンク修理に活用できる
  • インフレーターを使えば力いらずで楽々(L型タイプのインフレーターがおすすめ)
  • CO₂カートリッジは使用中、素手で触らない

本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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