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バイクのオートチョークが故障した…その場合の修理方法をご紹介!

ここでは、オートチョークの故障が疑われる場合の症状の特徴や、具体的な対処方法をご紹介します。また、そもそもオートチョークはどのような役割を果たしているのかについても見ていきましょう。

オートチョークとは?

チョークは、エンジンをかけた際に燃料の供給量を増加させることによって、スムーズに始動するための機構です。特に、エンジンが冷えた状態や冬の時期などは、基本的にエンジンがかかりにくくなります。そのため、始動時に燃料を多めに吹くことによって、プラグへ着火させやすくさせる必要があるのです。

これまでは手動式でチョークレバーを引き、エンジンが温まったところでレバーを戻すことが一般的でした。現在では自動式になりレバーなどは必要なくなったことで、機構として残っているもののチョークを知らない人や必要性を認識していない人も多いです。

オートチョークには“熱膨張体“と呼ばれる電気を流すと暖まって膨張する材質が使われており、先端には針のようなものがついています。キャブレター側面にチョーク時に燃料を吹く専用のホールがあり、熱膨張体が暖かくなると針が飛び出しホールをふさぎます。この熱膨張体を使った自動でチョーク開閉を行うシステムを、オートチョークと呼びます。

オートチョークの故障時の特徴

オートチョークの故障時の特徴

オートチョークが故障すると、エンジンに以下のような不具合が起こります。

  • 冷えた状態でのエンジンの始動が困難になる
  • エンジンを始動させた直後にアクセルを開けると停止する
  • エンジンが温まってもアイドリングが高い状態が続く、もしくはアイドリングが不安定である
  • 温まった後にエンジンを吹かせない

故障の状態や元々の機構によって様々な症状が定期的に同時に現れたり、1つの症状だけが続いたりするケースが多いです。故障の症状でよく見られるのは、熱膨張体が膨張できなくなる症状だといえます。

オートチョークの修理方法

オートチョークは、シートを取って簡単に交換できます。外す際には、まずネジを外し、その状態で上に持ち上げることで簡単に取ることが可能です。取れない場合は、ひねって外すようにしましょう。

ケーブルコネクターについては、オートチョークを外してから対処する方法が有効です。コネクター連結部分もカバーが付けられているため、カバーを避けて外します。

針を差し込む際には曲がったり傷ついたりしないよう丁寧に行うことが重要です。コネクターについては、オートチョークを固定してから接続した方が良いでしょう。

まとめ

  • チョークの故障はエンジンに不具合が起こることが特徴
  • 故障の症状は併発、もしくは単発で起こる
  • オートチョークは自分で交換可能

本記事は、2019年6月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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