タイヤサイズの大きさで何が変わる?バイクのワイドタイヤのメリット・デメリット
純正で履いているバイクタイヤから、サイズの異なるタイヤへのカスタムを検討したことはありますか?バイクのタイヤには様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ここでは、ワイドタイヤのメリット・デメリットを解説します。
バイクタイヤにも種類がある?ワイドタイヤとは
バイクのタイヤには、ブロックパターンタイヤやハイグリップタイヤ、セミワイドからワイドタイヤ等、様々な種類があります。大きなパターンを持つブロックパターンタイヤやグリップ力に優れたハイグリップタイヤなどの区別もありますが、ワイドタイヤはその名の通りノーマルタイプよりも幅広に設計されたタイヤです。
ノーマルタイプやその他のタイプのタイヤからワイドタイヤへカスタムするには、ホイールやリム、その他タイヤ周りパーツの加工・交換が必要となる場合がほとんどです。

ワイドタイヤが実現させる走行時のメリット
ワイドタイヤの最大のメリットは、その圧倒的な存在感です。車体後方から見た時の不自然なほどのタイヤの太さはカスタムバイクであることを強く主張します。、また、タイヤが太くなることでグリップ力が上がるので直進走行においても横風等の影響を受けにくくなります。
また、安定性に特化した走行はロングツーリングやタンデムツーリング等でライダーへ与える疲労を軽減出来るので、安全かつ快適なライディングにも繋がります。そのようなことから、幅広い走行シーンで安定した走りを実現出来るのがワイドタイヤの大きな魅力です。
ワイドタイヤのデメリット
ノーマルタイプのタイヤに比べて、ワイドタイヤは価格が高いのが特徴です。また、車種によってはホイールやリムはもちろん、スイングアームの交換をしなければワイドタイヤを履かせられないため、カスタムにはある程度の費用が必要となります。
走行時のデメリットとしては、地面との接地面が増えることによりコーナリングでの倒し込みが難儀になる点です。ノーマルタイプのタイヤに比べてコーナリング時は速度が落ちる傾向があるため、速度重視の方には不向きと言えます。
タイヤ選びで困らないために!サイズの見方をおさらいしよう
タイヤには一目でサイズを確認出来る数値が刻まれており、その表記からはタイヤの幅や扁平率、リム径、ロードインデックス(最大荷重)、最高速度を読み取ることが可能です。
中でも、タイヤ選びの際に重視しておきたいのはコーナリングに関わるタイヤの扁平率です。扁平率は『タイヤの高さ÷タイヤの幅×100』の計算式でも求められるので、愛車の扁平率を確認してみるのもおすすめです。
まとめ
バイクタイヤを選ぶ際は、車種性能や自身のライディングスキルを考慮し、理想のライディングスタイルに合わせた選び方が理想的です。ワイドタイヤのメリット・デメリットを理解して、自身の走行環境に合わせたタイヤを選びましょう。
本記事は、2017年2月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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