バイクバッテリーの交換時期や寿命を延ばす方法を徹底解説!
バイクのバッテリーは、放っておくと放電し劣化してしまうパーツです。新品のバッテリーだとしても、長期間バイクを走らせていない状態が続くと、エンジンがかからなくなるケースも珍しくありません。反対に、頻繁にバイクを走らせている場合でも、バッテリーそのものが弱くなれば、当然エンジンのかかりは悪くなってしまいます。
そこで今回は、バッテリーの交換時期や劣化による症状、寿命を延ばす方法について解説します。
バイクバッテリーの交換時期は?
バイクのバッテリー交換を行う時期は、バイク始動時のエンジンのかかり方や、ヘッドライトやウィンカーの明るさなどで判断できます。冬季以外でもエンジンがかかりにくくなったときや、普段よりもヘッドライトやウィンカーが暗いなどの症状が出た際は、交換時期であると言えるでしょう。ただし、バッテリーの充電によって交換時期を延ばすことも可能なので、「定期的にバイクを走行させて充電する」という意識を持ちましょう。
バイクバッテリーの寿命を迎えたときどんな症状が出る?
バイクバッテリーの寿命は走行距離にすると50,000km~70,000km、期間では2~3年と言われています(バッテリーのグレードによって異なる)。バイクバッテリーが寿命を迎えた場合、主に以下のような症状が見られます。
頻繁にバイクを走行させ、バッテリーの充電をしているのに、すぐにバッテリーが上がってしまうような場合も、バイクバッテリーが寿命を迎えているサインです。長期間使用していないバイクのバッテリー上がり(放電状態)との大きな違いは、走行させても満充電されないことです。満充電されないまま長距離走行をしてしまうと、出先でバッテリーの寿命がきてしまい、レッカー依頼が必要となってしまうケースもあります。そのため、バッテリーが弱ってきたと感じたら、早めの交換を行いましょう。
バイクバッテリーの寿命を延ばす方法

バイクバッテリーにかかる負担を軽減し、寿命を延ばす方法をご紹介します。
満充電状態の維持
バッテリーはバイクを使用していない間も放電を続けるため、定期的にバイクを使用して満充電にしておくことで、バッテリーを長持ちさせられます。放電しきってバッテリーが上がってしまうと、バッテリー寿命を縮めてしまうため注意しましょう。
長期間バイクを使用しない場合はバッテリーを取り外しておく
ツーリングシーズンのみの使用で冬季はバイクに乗らないという方や、バイクに乗る回数が極端に少ない方などは、バッテリーを取り外すことでバッテリー寿命を延ばせます。ただし、バイクに取り付けていない場合でもバッテリー本体は放電をしているので、再度取り付ける際は前もって充電する必要があります。
そのほか、エンジンがかかりにくいときは無理にセルを回さないこと、劣化したオルタネーターを使わないことなどもバッテリーの延命方法として有効です。
まとめ
本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。