バイクのマスターシリンダーの交換時期や交換工賃の相場
マスターシリンダーは、ブレーキをかけるのにとても重要なパーツです。マスターシリンダーが劣化すると、ブレーキのフィーリングが変わるだけでなく、ブレーキが利かなくなり、事故に発展する確率を高めてしまいます。安全に走行するためにも、ここではバイクのマスターシリンダーを交換する時期や費用についてご紹介しましょう。
マスターシリンダーの交換時期
マスターシリンダーは以下の症状の発生を目安として交換しましょう。
これらは、ブレーキフルードにエアが入った状態と症状が似ていますが、エア抜きをしても症状が改善されない場合は、マスターシリンダーのオーバーホールや交換が必要です。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
マスターシリンダーの交換をセルフで行う場合、以下のスキルが必要となります。
マスターシリンダーの交換は、古いブレーキフルードを抜いてマスターシリンダーを取り外し、新しいマスターシリンダーを取り付けるだけなので、難易度は低いでしょう。もし、洗浄していない中古のマスターシリンダーを取り付ける場合は、分解してオーバーホールをすることをおすすめします。
次に、セルフでマスターシリンダーを交換する場合の費用を見ていきましょう。
マスターシリンダーは、メーカーによっても価格が大きく変動します。その他の部品はブレーキフルード交換に必要です。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

ショップにマスターシリンダーの交換を依頼した場合、以下の工賃が発生します。
リアカウルの脱着が必要な場合は、別途工賃が発生します。上記の工賃に加え、ブレーキマスターシリンダーやブレーキフルードなど、交換に必要なパーツの料金が加算されます。なお、交換するためのブレーキマスターシリンダーを持ち込んだ場合、工賃が高くなることがあるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。