バイクのオイル漏れ止め剤とは?効果や選び方を紹介
バイクのエンジンオイルが漏れだしているとき、応急的な対処法として、オイル漏れ止め剤を入れる方法があります。しかし、添加剤であるオイル漏れ止め剤を使ったことがない方もいるのではないでしょうか。ここでは、オイル漏れ止め剤に一体どのような効果があるのかみていきましょう。
オイル漏れ止め剤とは?
オイル漏れ止め剤は、名前の通りオイル漏れを止める添加剤を指します。
添加剤の種類によって性質は異なりますが、さまざまな作用によって、一時的にオイル漏れを止める(軽減する)のが特徴です。滴り落ちるようなオイル漏れでは、漏れ止め剤を使っても効果が期待できない場合が多いですが、にじむ程度のオイル漏れの場合には試してみる価値はあるでしょう。
漏れ止め剤の効果

漏れ止め剤には、以下の効果があります。
オイル内にとけて粘性を向上させる
粘性の低いオイルだとサラサラしているため、劣化したゴムや微小な隙間からでもオイルが漏れだしてしまいます。粘性の向上によって、一時的ですが漏れにくくしてくれます。
パッキンを膨張させる
オイル漏れの原因として、パッキンの劣化もあるため、添加剤の作用により性能を一時的に戻してオイル漏れを抑制します。
添加剤を硬化させる
添加剤が外部に漏れることによって固まり、かさぶたのようになり、漏れを防止します。
このように、添加剤の種類によって効果は違いますが、漏れを防止する作用が期待できます。
漏れ止め剤の種類や選び方
漏れ止め剤は大きく2つのタイプに分けられます。
粘度を上げるタイプは即効性がありますが、持続性は期待できません。逆にパッキン部分を修復させるタイプは、すぐに効果がでないことがありますが、時間が経つにつれ漏れが少なくなります。しかし、パッキンなどがひどく劣化している場合には、どちらのタイプでも効果が期待できないことを覚えておきましょう。
漏れ止め剤の選び方は、オイル漏れの状態によって変わります。参考例をいくつかあげてみましょう。
漏れている箇所を確認し、状況判断のうえで適した漏れ止め剤の使用をおすすめします。使用時には以下のポイントに気を付けるようにしましょう。
添加剤を複数使うと、オイル自体が固まってしまうこともあるため、使える添加剤は1種類だけと覚えておきましょう。
まとめ
本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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