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色で見るバイクのエンジンオイルの交換時期とは

エンジンオイルは、潤滑や密閉、冷却など多くの重要な役目がある、バイクにとって欠かせないもの。交換しないで放っておくと、劣化してオイル下がりなどのトラブルの元になってしまいます。
本記事では、バイクのエンジンオイルの交換時期を色で見て判断できるように、詳しくご説明します。

1.色で見るバイクのエンジンオイルの交換時期

新品のエンジンオイルは、蜂蜜のような黄色。それが経年劣化により、だんだんと色が濃くなっていき、紅茶のような茶色、コーヒーのような黒色にまで変化します。さらにそのまま使用すると粘度が上がり、潤滑油としての機能を果たさずに故障……なんてことも起こりかねません。
エンジンオイルが黒くなったら交換時期ですが、オイルによってはすぐに黒くなるものもあるので、色だけで判断せず、実際に触ってみてザラザラしていないか、どろどろしていないかを確認することも大切です。
ちなみに、経年劣化以外にも、エンジンオイルの色が変化することがあります。下記のどれもがエンジンオイルの異常な状態を示しており、エンジンの故障に直結するので、すぐに交換が必要です。必ずチェックしておきましょう。

乳白色

カフェオレのように白っぽい色が混ざっている場合、エンジンオイルに水が入ってしまっています。必ず交換しましょう。

緑色

グリーンスムージーのような緑色に変化している場合、ガソリンが混入しています。エンジンを焼きつかせてしまう原因になるので、とても危険!

2.バイクのエンジンオイルの交換時期の目安

2.バイクのエンジンオイルの交換時期の目安

基本的なバイクのエンジンオイルの交換時期の目安は、以下の通りです。

  • 走行距離3000kmごと
  • 6ヶ月ごと

「全然バイクに乗っていないから、エンジンオイルも汚れていないだろう。」と思ってしまいがちですが、バイクに乗っていなくてもエンジンオイルは劣化します。必ず上記のどちらかの条件を満たした時点で交換するようにしましょう。

3.バイクのエンジンオイルを交換しないとどうなる?

エンジンオイルには様々な役目がありますが、特に重要なのが『潤滑』と『冷却』。エンジンオイルの劣化によって、それらの役目が果たされなくなると、下記のような症状が出てきます。

  • 部品の摩耗・さびつき
  • オーバーヒート
  • エンジンの焼きつき
  • エンジンのパワー減少

エンジンオイルの影響がエンジンにまで及ぶと、バイクが動かなくなってしまうこともあります。もし走行中にエンジンが停止してしまったら危険です。必ず定期的な点検を忘れないようにしてください。

まとめ

安心・安全な走行のためにも、エンジンオイルの交換はとても大切。新品の蜂蜜色の状態のエンジンオイルをしっかりと覚えておくと、汚れてもすぐに気づくことができます。
定期的な交換はもちろん、こまめにチェックすることにより、エンジンオイルが原因で起こる事故を防ぎましょう。

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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