バイクを洗車しないとどうなるの?リスクを解説
バイクは雨でも走れて外に保管もできるので、汚れや水にも強いイメージを持っている方も少なくないでしょう。しかし、もし洗車をせずにバイクに乗り続けた場合、車体はどうなるのでしょうか。ここでは、洗車をしないことがもたらすさまざまなリスクについてご説明します。
バイクを洗車しないとどうなる?
バイクを洗車せず放置していると、以下のような症状が発生します。
車体がさびる
バイクは車と違い、金属パーツもむき出しになっています。金属パーツ表面に塗装をしていたとしても、走行中の泥水や砂埃などの付着により傷がつき、塗装も劣化していきます。結果として、金属が腐食してしまうでしょう。
パーツの故障
傷や汚れの放置によってパーツの劣化が早まり、新しく交換する必要がでてくる場合があります。リアサスペンションにさびが発生し、オイル漏れから焼き付きを起こした事例もあるほどです。
塗装が劣化する
新車のバイクでも1年たたずに、落ちにくい汚れや塗装表面の傷みがみられるようになります。汚れを落としてきれいな状態に戻すには、プロの洗車屋に依頼して、徹底的に磨いてもらうしかないでしょう。
上記のように、バイクの洗車をしないとバイクの寿命が縮まるので、洗車は必要です。
そもそも洗車で水を使ってOK?

車と違い、バイクの洗車方法には2種類あります。
水を使った方が、スポンジなどが届きにくい場所の汚れも落としやすいですが、水を使う場合には以下の注意点があります。
雨でも走行できるように設計されているバイクですが、下からや真横からの放水に耐えられるようにはできていません。また、自然ではありえない水圧がかかった場合、シート内や電装類に浸水してしまい、故障の原因になるでしょう。しかし、あまりにも汚れがひどい場合、水を使わずに表面を拭くと傷がつく可能性が高いので、注意点を守り、適度に水を使った洗車が望ましいでしょう。
バイクの適切な洗車頻度
バイクの洗車頻度は乗り方によっても変わりますが、一般的な頻度は以下の通りです。
1~3カ月に1回
毎日や1週間に1~2回洗車しているバイカーもいますが、多くは3カ月以内に1回のペースで洗車をしているようです。また、以下のケースでは洗車頻度を増やした方が良い可能性もあります。
バイクが汚れやすい道を走ったあとは、早めに洗車しなければ、さびの発生やパーツの劣化促進につながります。また、雨が降った後に、スプレーワックスで拭き上げるなどメンテナンスをすることで、バイクの劣化防止が期待できるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。