ツースト(2スト)バイクのエンジンの特徴やメンテナンス方法、注意点
4ストエンジンのバイクが増えているなか、未だに人気があるツースト(2スト)バイク。管理が大変という印象の強いバイクですが、しっかりと管理すれば楽しんで2ストバイクに乗れるでしょう。今回は2ストバイクのメンテナンス方法をご紹介しましょう。
2ストエンジンの特徴
2ストエンジンには以下のメリットとデメリットがあります。
メリット
デメリット
2ストエンジンは、アクセルを握った後のレスポンスが良いのが特徴です。4ストエンジンに比べ、構造もシンプルで、パワーのある走りができます。しかし、燃料を効率よく燃やせないため、4ストエンジンに比べると排気ガスが汚くなってしまうこともあり、バイクのエンジンには4ストエンジンが多く取り入れられるようになっています。
2ストバイク独自のメンテナンス方法は?

2ストバイクならではのメンテナンスには以下の方法があります。
エンジンオイルをつぎ足す
2ストエンジンは、燃料と一緒に潤滑剤のエンジンオイルも燃焼します。エンジンを動かした分だけ、オイルも消費していくということです。そのため、オイルをつぎ足さなければ、以下の症状が出てきます。
エンジンの滑りが悪くなると、エンジンが焼き付いて使用できなくなります。そのため、定期的にオイルをつぎ足す必要があります。オイルの確認方法は以下の通りです。
最も簡単なのは、オイル警告ランプがついたときにつぎ足す方法です。また、オイルがなくなるペースはバイクによって違うため、自分のバイクがどの位走ったらオイルがなくなるのかを把握しておくと、オイルを切らすリスクを軽減できるでしょう。
部品の調達に注意する
2ストバイクは生産が終了したものも多く、部品の数が少なくなっています。部品を調達するには、以下の方法があります。
また、これから購入を考えている場合は、以下のポイントを覚えておくと良いでしょう。
中古やリビルト品などを扱っていたり、業者間のつながりで部品が手に入ったりするようなら、そのバイクショップでパーツを入手しやすくなるでしょう。事前に下調べをして、つながりを多く作ることで、問題を解決できる可能性は広がります。
まとめ
本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。