バイクのメンテナンススタンドの代用品は？自作はできる？｜グーバイクマガジン -公式サイト-

バイクの日常点検をするのに、メンテナンススタンドがあると大変便利です。しかし、急にバイクの異常が発生した場合や、メンテナンススタンドがない場合、代用できるものはあるのでしょうか。今回は、メンテナンススタンドの代用品や自作の方法をご紹介しましょう。

メンテナンススタンドの代用品の種類

メンテナンススタンドの代わりには以下の3つがあります。

ブロック（駐車場の車輪止めなど） / ジャッキ / 板

ブロックとジャッキの高さを一定にして、その上に板を置き、バイクを乗せます。

サイドスタンド / ジャッキ

サイドスタンドでバイクを立たせ、サイドスタンドの反対側をジャッキで押し上げます。車体が斜めになり転倒の可能性も高くなるので、傾け過ぎないよう注意しましょう。

買い物かご（ビールケース）

強度のある買い物かごやビールケースの上にバイクを乗せる方法です。

ジャッキがあれば、簡単なメンテナンスは可能です。しかし、バイクの転倒などのリスクを抑えるには、簡易な代用品は避けた方が良いでしょう。

メンテナンススタンドは自作できる？

ホームセンターで販売している木材やボルトを使えば、頑丈なメンテナンススタンドを格安で作ることが可能です。

用意するもの

2×4材 / ボルトとナット　または　クギ / 工具

作成方法

T字になるよう2×4材をクギやボルトなどで固定する。

注意点

バイクを乗せても倒れないよう、安定した設計にする。

地面やバイク側に木材の広い面を持ってくるように設計し、T字で固定する場合も、極力ずれがないようにしましょう。アンクルなどを使うことで、強度を上げることが可能です。使用時はジャッキなどでバイクを上げるなど、メンテナンススタンドに比べると手間がかかりますが、安定したスタンドを格安で手に入れたい方には、自作スタンドがおすすめです。

バイクショップで修理依頼するならスタンドは不要

メンテナンススタンドは以下の場合は必要ありません。

• メンテナンスを自分で行わない
• 修理や車検時はバイクショップに依頼する

メンテナンスやカスタムをセルフで行わない限り、メンテナンススタンドを使う機会はほぼありません。スタンド自体は2,000円台と安く手に入れることも可能ですが、上記に該当するのであれば、無理に購入する必要はないでしょう。

まとめ

• ジャッキや板、買い物かごがあればメンテナンススタンドの代用として使える
• 角材を使えばメンテナンススタンドを格安で自作することが可能
• メンテナンスや修理を自分で行わないならメンテナンススタンドは不要

本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。