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4気筒バイクの特徴とメンテナンス方法、知っておきたい注意点

高速走行に優れており、音や見た目からもファンが多い4気筒バイク。気筒数の違いによって、エンジンの特徴が変わりますが、4気筒バイクにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。今回は、その特徴やメンテナンス方法についてご紹介しましょう。

4気筒バイクの特徴

4気筒のバイクは、単気筒や2気筒に比べると以下のような特徴があります。

  • 古いバイクに多い
  • 最高速度が速い
  • 低回転時のパワーが弱い
  • 燃費が悪い
  • エンジン音が高い

ひと昔前は、250ccのバイクに4気筒エンジンが積んであるようなデザインもみられました。しかし、徐々に規制が厳しくなったことや技術が進化したことによって、4気筒バイクは少なくなってきました。
昔に比べれば、改善されていますが、2気筒や単気筒に比べると、やはり、燃費や低回転時のパワーが弱い傾向にあります。その反面、4つのシリンダーを回すため、シリンダー数が少ないバイクよりも高速走行が可能です。

4気筒バイクのメンテナンス時のメリット・デメリット

4気筒バイクをメンテナンスする場合は、以下のメリットとデメリットを把握しておきましょう。

メリット

  • 古いバイクはセルフメンテナンスの楽しみがある

デメリット

  • メンテナンス費用が高くなる可能性がある
  • 部品がすでに製造されていない可能性がある
  • メンテナンス方法がネットなどに載っていない場合がある

古いバイクは新しいバイクに比べ、適度にメンテナンスをしなければ不調が起きる可能性が高くなります。このように手間がかかり、ネットにも情報が載っていない場合もありますが、試行錯誤しながらメンテナンスするのもバイクの楽しみの一つといえるでしょう。

4気筒バイクのポイント調整

4気筒バイクのポイント調整

4気筒バイクのポイントの調子は以下の部位によって変わります。

  • コンタクトブレーカー(ポイント)
  • 進角装置(スパークアドバンサー)

バイクを好調に保つため、以下の調整を行いましょう。

  1. ポイント接点に紙を挟んで汚れを取り除く
  2. ポイント接点の角当たりやざらつきがないかを確認し、コンディションが悪ければヤスリで汚れを削りとる
  3. パーツ洗浄液で洗い流す
  4. メインベースに取り付けられているポイントのギャップを調整する
  5. タイミング確認ランプを使い、ポイントのリード線に割り込ませる
  6. Fマークでポイントが開くように調整(ランプが作動するようにする)
  7. 右側のポイントのギャップも同じように調整する
  8. サブベースを作動させ、右側のタイミングを調整する

ポイント接点が異様にただれている場合、コンデンサーのパンクが考えられます。セルフメンテナンスが難しいと感じた場合は、バイクショップで点検してもらいましょう。

まとめ

  • 4気筒バイクは古いバイクに多くみられ高速回転に強い特徴がある
  • 環境や性能面から新しいバイクに採用されなくなってきている
  • 4気筒バイクは手間がかかるがメンテナンスが好きな人にはおすすめのバイク
  • ポイントやスパークアドバンサーのメンテナンスが重要

本記事は、2018年6月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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