バイクのタイヤ交換をお店に依頼した場合の作業時間
バイクのタイヤがすり減ったり、パンクをしたりすると、タイヤ交換が必要です。タイヤ交換は技術が必要で、細かなバランス調整を行わなければ、バイクは正常に走行できなくなります。では、お店にタイヤ交換を依頼すると、作業時間はどの位かかるのでしょうか?作業内容と一緒にご紹介します。
お店に依頼するとタイヤ交換にどれくらいの時間がかかる?
バイクのタイヤ交換はフロント(前輪)とリア(後輪)で交換時間が違います。
お店でタイヤ交換を行う場合は、混雑状況でタイヤ交換の終了時間が変わるので、事前にお店の混雑状況を電話で聞いておきましょう。
お店が行うタイヤ交換の作業内容を知ろう!
お店で行われる作業内容の1例をご紹介します。
タイヤやトルク、チェーンなどのバランスが崩れると、バイクの走りやすさが変わり、走行中に不具合が発生する可能性があります。今回ご紹介した作業内容の工数は9行程ですが、タイヤ交換中にチェーンや部品の不具合があれば、工数や作業時間が増えます。また、バイクショップによって行程は違うので、詳細を知りたい人は電話や直接聞いてみるのが良いでしょう。

バイクショップにタイヤ交換を依頼するメリット
バイクショップにタイヤ交換を依頼するメリットは以下の通りです。
また、自分でタイヤ交換を行うと、組み込んだときに不具合が出てしまう可能性もあり、余計に時間がかかる恐れがあります。バイクで安全に走行するためにも、バイクショップにタイヤ交換を行ってもらうのが良いでしょう。
タイヤ交換をセルフで行う場合(DIY)の難易度
セルフで行うタイヤ交換の難易度は高い方でしょう。DIYを行う場合、以下のリスクが考えられます。
交換中にホイールやタイヤを傷つけるリスクがある
セルフでのタイヤの取り外しは決して容易ではなく、タイヤレバーを使い要領良く行っていく必要があります。しかし、作業に慣れていないと、どうしても力ずくになってしまい、新しいタイヤやホイールを傷つけてしまう可能性が高くなります。最悪の場合、ホイールが破損して使えなくなってしまうこともあります。
リムがビードに入らない可能性がある
業者はエアコンプレッサーを使い、リムをビードにはめます。しかし、セルフでのタイヤ交換を行う場合、エアコンプレッサーを持っていることはないので、別の方法を使いビードにはめ込む必要があります。具体的には以下のような方法があるでしょう。
上記の方法を行っても必ずビードに入るわけではありません。ビード上げはタイヤ交換の作業の中でも、難しいポイントの一つです。
タイヤのバランス調整が行えない
バランス調整をしないと、高速走行時にバイクがぶれやすくなるなど、操作性に影響を与えます。タイヤのバランス調整を行うには、専用のスタンド(ホイールバランススタンドなど)が必要です。しかし、専用スタンドは値段が高いので、バイクショップに依頼した方が良いと感じるかもしれません。
バイク本体からホイールの脱着が行えない
ホイールの脱着は工具でネジを外せば簡単に行えますが、リアタイヤの場合はチェーンを取り外す必要があるなど、手間が多くかかります。慣れていないと、ホイールを取り外す作業だけでも1時間以上かかるでしょう。
タイヤ交換は何度も作業をすれば、多くの人がマスターできるメンテナンスです。しかし、頻繁にタイヤ交換を行わないライダーは、専用工具などをそろえる費用を考えれば、バイクショップに依頼をした方が良いかもしれません。
タイヤ交換のDIYに必要な工具や手順
タイヤ交換をするには以下の工具をそろえましょう。
必要な工具
タイヤ交換は以下の手順で行います。
作業手順
タイヤ交換がセルフで行えれば、安いタイヤをネットショップで購入して、自宅で交換することも可能です。不安な場合は、バイクショップに相談してみましょう。
まとめ
本記事は、2017年11月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。