バイクのエンジンスライダーの効果と取り付け方法
レーシングタイプのバイクに乗っているライダーは、車体を倒しながらカーブを曲がることもあるのではないでしょうか。もし、そのまま転倒すると、エンジンに傷がついてしまう可能性があります。今回は、そのようなリスクを軽減できるエンジンスライダーについてご紹介しましょう。
エンジンスライダーの効果、メリット
エンジンスライダーには以下の効果が期待できます。
バイクが転倒した場合、通常だとバイクのパーツが直接損傷を受けてしまいますが、エンジンスライダーは転倒時の緩衝材になってくれるため、バイク本体の損傷を和らげてくれます。これは、具体的には、以下のようなメリットにつながります。
転倒時の損傷が少ないことは、修理費用やレッカー代などの軽減につながります。
エンジンスライダーの必要性
前述のように、転倒時にバイクの損傷を軽減してくれるエンジンスライダーですが、その必要性の一番は以下にあります。
バイクで走っていると、どのような場面で転倒するかは予測できません。高速道路などで転倒した場合、バイク本体がスクラップ同然になってもおかしくありません。そんな時、エンジンスライダーは、バイク本体だけでなく、エンジン部分の損傷をも和らげてくれるでしょう。一方、エンジンスライダーをつけた場合には、以下のような可能性があることを覚えておきましょう。
エンジンスライダーは万能ではありません。転倒による大きな損傷のリスクは回避しやすくなりますが、カウルやボディに傷はついてしまいます。また、見た目や性能が良いエンジンスライダーを購入する場合は高額になるため、修理費用の方が安くなってしまう可能性もあります。それでも、安全面を第一に考えるのであれば、エンジンスライダーの取り付けをおすすめします。
エンジンスライダーの取り付け方法
エンジンスライダーの取り付けは、カウルを取り外す作業ができれば、セルフでも可能です。
用意するもの
取り付け方法
注意点
エンジンスライダーを取り付けるために、カウルの加工などが難しいと感じる方は、バイクショップで取り付けてもらうことをおすすめします。工賃は車種などによって変わりますが、2,000円~5,000円以上かかる可能性があります。事前に見積もりを出してもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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