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バイク通信に最適なBluetoothインカム16選!選び方や装着方法も解説

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バイク仲間でツーリングに行く際に問題となるのが、コミュニケーション手段です。ヘルメット越しでも快適に会話ができれば、ツーリングが格段に快適になります。そこで役に立つのが「Bluetoothインカム」です。

しかし、スマートフォンの普及とともにアクセサリーも増え、Bluetoothインカムも多くの機種が発売されています。「どれがバイクに適しているのか?」と迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は。バイク通信に最適なBluetoothインカムについて解説します。インカムの使い方や選び方はもちろん、おすすめ機種もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

バイク通信に最適なBluetoothインカムとは?

インカムとは、マイク付きのイヤホンやヘッドセットをつなげて使う無線通信機器の総称です。「バイクで使う通信機器=インカム」というイメージがあるかもしれませんが、それは用途の一例といえます。

冒頭でも触れたように、ライダーはヘルメットを被っているうえにグローブも装着しているため、仲間とのコミュニケーションが取りづらいという問題があります。

信号のタイミングなどで仲間と距離が離れてしまった場合、意思疎通が図れずに仲間を見失ってしまうこともあるでしょう。

この問題を解決してくれるのが、無線通信を可能とするインカムです。インカムは略称で、正式名称は「インターコミュニケーションシステム」といいます。

相互通信を意味するインターコミュニケーション(Intercommunication)が語源で、インターカム(Intercom)と呼ばれることもあります。

バイクのインカムと無線機、トランシーバーの違い

無線通信機器というと、インカムのほかに無線機やトランシーバーを思い浮かべる方もいるでしょう。実はこれらの機器は基本的に同じものを指しています。結束バンドのことを「タイラップ」や「インシュロック」とも呼びますが、それに近いイメージです。

ただし、無線通信機器の場合はそれぞれ用途や業界によって呼び分けられています。

  • インカム:バイクのライダー、放送業界、小売店
  • 無線機:警備業界
  • トランシーバー:イベント業界

バイクの通信に最適なBluetoothインカム

インカムは通信距離に応じて種類が分かれており、広範囲の通信ができる“簡易無線”と呼ばれる種類は免許や登録が必要です。

一方で、バイクで一般的に使われているBluetoothインカムは免許や登録が不要。気軽に導入できます。

Bluetooth規格は通信時の電波強度でクラス分けされており、一般的なものでは最小1m~最大100m程度まで通信が可能です。例えば、以下のような機器同士を接続するのに使われています。

  • スマートフォン
  • デジタルオーディオプレーヤー
  • ナビゲーション など

スマートフォンを代表とする多くの製品は、通信最大距離が10m程度のものが多いです。Bluetoothインカムの場合はツーリングなどで使用するため、これ以上の長距離通信が可能となっています。

バイクにBluetoothインカムを導入する3つのメリット

バイクにBluetoothインカムを導入する3つのメリット

「バイクに乗っていても無線で通話できる」というだけでも十分に便利なBluetoothインカムですが、それによって具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

初心者ライダーのサポートができる

バイクは車と違い、基本的に1人で運転するものです。自動車教習所のようにベテランを助手席に乗せて、アドバイスをもらいながら運転することはできません。しかし、Bluetoothインカムがあればこの問題は解決できます。

例えば、初心者とベテランのライダーが一緒にツーリングする際にBluetoothインカムを使えば、「ちょっと今のは危なかったね」「今みたいな感じでカーブを曲がるといいよ」などのアドバイスをもらえます。

机で行なう勉強と違って、バイクの運転の仕方は「走りながら学ぶ」ことも多いです。リアルタイムでアドバイスをもらうことは、上達スピードを上げる助けになります。

リアルタイムで情報共有できる

複数人でツーリングに行く際によくあるのが、以下のようなことを「その場で伝えたい!」というシーンです。

  • トイレに行きたいから次のコンビニに入ろう
  • 帰りはこっちの道のほうが良さそうだね
  • ここの蕎麦屋さんすごくおいしいらしいよ

このようなことも、Bluetoothインカムがあればその場ですぐに伝えられます。

また、ツーリング参加者の体力や疲労状況には個人差があります。無理をすると集中力の低下から事故にもつながりますので、「そろそろ休憩したい」といった声をキャッチできることは、安全なツーリングにもつながるのです。

お気に入りの音楽を楽しめる

Bluetoothインカムをスマートフォンなどに接続すれば、お気に入りの音楽を再生することもできます。

「無音だと飽きてしまったり眠くなったりする」という方にも、Bluetoothインカムはおすすめです。人と会話するときだけでなく、ソロツーリングでもBluetoothインカムは活躍します。

ただし、バイクの運転は音から無意識に情報を取得している部分もある(エンジン回転数など)ので、周りの音が聞こえる範囲で利用するとよいでしょう。

バイクにBluetoothインカムを装着する方法と使い方

バイクでBluetoothインカムを使用するにあたって、以下のポイントを押さえておきましょう。

Bluetoothインカムのペアリング

Bluetoothインカムが接続できるのは、基本的に同じメーカー・機種のもの同士に限られます。ここを見落としていると「仲間と別のインカムを購入して接続できない」というトラブルが起こりえるので、必ず覚えておきましょう。

ペアリングの方法は機種にもよりますが、基本的には「ボタンの長押し」などで簡単に設定できます。機種によっては、メーカー出荷状態ですでにペアリングが完了している場合もあります。

Bluetoothインカムの装着方法

Bluetoothインカムは、一般的に取り付け方法が2タイプあります。

  • 両面テープで取り付けるタイプ
  • クリップで挟み込むタイプ

いずれかの方法でBluetoothインカム本体のベースプレートを取り付けたら、次はスピーカーとマイクを取り付けていきます。

まずはヘルメットの内装(チークパッド)を外して、スピーカーを取り付けます。ヘルメットによってはスピーカーホールが設けられている場合があるので、あれば利用しましょう。

マイクは口元付近に固定しますが、ヘルメットの形状や取り付け位置によっては風切り音が入ることもあるので、調整が必要です。ベンチレーションホールやシールド開口部を避けて設置すると、風切り音を拾いづらくなります。

Bluetoothインカム本体とスピーカー・マイクの設置が完了したら、あとはそれぞれの配線をつなげば取り付けは完了です。

電源の確保をしておくのが理想

基本的にBluetoothインカムにはバッテリーが搭載されており、短時間であれば単体で使用可能です。しかし、長時間使用すればいつかはバッテリーが切れてしまいます。

バッテリー切れを起こすと仲間との情報共有や安全走行に支障が出るので、ロングツーリングをするのであれば電源を確保しておくべきです。USB電源を装着すれば、長時間のツーリングでも安心してBluetoothインカムを利用できます。

また、USB電源はナビやスマートフォン、ドライブレコーダーといったさまざまな機器にも給電できるので、Bluetoothインカムに限らずあると便利な装備です。

しかし、電装系は一歩間違うと火災やトラブルにつながる可能性もあります。USB電源の取り付け・取り出しに不安がある方は、アクセサリーの取り付け実績が豊富な専門店に相談をするのが確実です。

お店での取付実績はこちらからご覧になれます!
USB電源に関する作業実績一覧

バイク用Bluetoothインカムの選び方

バイク用のBluetoothインカムは、機種によって性能に違いがあります。どういった違いがあるのかを把握し、商品選びの際の基準として参考にしてください。

防水/防塵性能

ツーリング中に突然雨が降ってくることは、珍しいことではありません。防水・防塵機能はもはや必須といってもよいでしょう。

そうした理由から、バイク用Bluetoothインカムは防水・防塵機能が搭載されているのが基本です。ただし、防水・防塵と一口にいっても、生活防水程度のものから水に浸しても大丈夫なものまで性能に幅があります。

高い防水・防塵性能を求めるのなら、「IPX6」や「IP68」といったJIS規格が表記されている商品を選びましょう。

IPに続く数字は先頭が防塵性能、後半が防水性能を示しており、“X”は省略を意味します。数字が大きいほど等級が高く、防塵は“6”防水は“8”が最高レベルです。

同時通話人数

バイク用Bluetoothインカムは、機種によって同時に接続できる人数が違います。同時通話人数が多いほど高価になるので、使用用途とコストのかね合いからベストな機種を選びましょう。

大人数でツーリングする機会がある方は、「メッシュ通信機能」が備わった機種を選ぶのがおすすめです。大人数での接続を可能とするだけでなく、ツーリング開始時の仲間同士のペアリング作業が不要になります。

通信可能距離

当然のことながら、通信可能距離は長いに越したことはありません。通信可能距離を超えると通話が途切れてしまうのはもちろん、超えていなくてもギリギリの距離だと通話が不安定になりがちです。

特に大人数でツーリングする場合は、先頭と最後尾の距離がかなり開きますので、通信可能距離の長さは重要となってきます。

また、通信可能距離とは別に自動接続機能も重要です。通信可能距離が長くても、建物などの障害物で通信が切断されることがあります。自動接続機能があれば、通信が切断されても再接続の手間がかかりません。

連続使用時間

連続使用時間も長いに越したことはありません。目安としては8時間以上の機種を選べば安心でしょう。1日に8時間以上バイクに乗り続けていることは、あまりないはずです。

なお、連続使用時間は使い方によっても変動しますので、少し余裕を持って選ぶと安心でしょう。ギリギリの使用時間になってしまいそうなときは、休憩中にこまめに充電するのも一つの手です。

ラジオ機能

ソロツーリングがおもな用途なら、ラジオ機能が付いたBluetoothインカムがおすすめです。音楽の再生に飽きてしまったときは、ラジオに切り替えれば気分転換できます。娯楽としての用途以外にも、交通・天気の情報を取得するのにも便利です。

スマートフォンとのペアリング機能

インカム同士の通信にBluetoothを使っていることもあり、ほとんどのバイク用Bluetoothインカムにはスマートフォンとのペアリング機能が備わっています。

スマートフォンとペアリングすればナビの音声案内や音楽を聞くことができるため、非常に便利な機能です。ナビを目視する頻度が減るので、安全運転にもつながります。

バイク用Bluetoothインカムのおすすめ17選

最後に、バイク用のおすすめBluetoothインカムを17点ご紹介します。最大通信距離や同時通話人数といったスペックも記載しているので、購入時の比較にお役立てください。

LEXIN ELESTRONICS DESIGN FOR BIKE バイクインカム B4FM LX-B4FM

このモデルの魅力は、最大で8人の同時通話を可能としている点です。しかも、8人同時通話でも最大1,600mまでの通信が可能となっています。

一通りの機能はそろっていますが、なかでも特徴的なのが音楽シェア機能。仲間同士で同じ音楽を楽しみながらツーリングできます(※音楽再生中は通話不可)。

  • 最大連続使用時間:15時間
  • 最大同時通話人数:8人
  • 最大通信距離:1,600m

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LEXIN Bluetoothインターコム LX-T2

「タンデムでしか使わない」「必要最低限の機能で安価なモデルが欲しい」そういった方におすすめなのが、こちらのモデルです。スペックを控えめにすることで、リーズナブルな価格を実現しています。

安価ながら生活防水やノイズキャンセラーといった基本的な機能はしっかりと備わっており、大きめのボタンで操作性も快適です。

  • 最大連続使用時間:8時間
  • 最大同時通話人数:2人
  • 最大通信距離:500m

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LEXIN ETCOM

同時通話人数が2人までですが、その分コストパフォーマンスに優れたモデルです。タンデムやペアのツーリングに最適でしょう。6色のフェイスプレートが付属しているので、ヘルメットに合わせてコーディネートできるのも魅力です。

  • 最大連続使用時間:15時間
  • 最大同時通話人数:2人
  • 最大通信距離:1,200m

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SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X

バイク用インカムメーカーとして有名な、サインハウス製のBluetoothインカムです。国内メーカー品のハイエンドモデルなので高価ですが、確かなクオリティと信頼性から人気があります。

特に魅力的なのが、音楽やナビと通話を両立できる「聴きトーク」という機能。一般的なモデルは通話時にバックグラウンド再生はできないので、快適性が大きく変わってくるでしょう。

  • 最大連続使用時間:16時間
  • 最大同時通話人数:6人
  • 最大通信距離:1,400m

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TEITO(テイト) カメラ付きインターコム M3

このモデルの特徴は、本体にカメラが搭載されている点。ドライブレコーダーとしての機能も持っており、一石二鳥のモデルといえるでしょう。ヘルメットに取り付けるので、複数台のバイクにも対応できます。

また、最大で32時間の連続使用が可能なのも特筆すべきポイント。大容量バッテリーを搭載しているので、頻繁な充電の手間がかかりません。

  • 最大連続使用時間:32時間
  • 最大同時通話人数:6人
  • 最大通信距離:1,000m

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TEITO(テイト) TM2

機能と価格のバランスが取れたTM2は、エントリーモデルとして最適なインカムです。電話の自動応答機能を搭載しており、Googleアシスタントなどの音声アシスタント機能にも対応しています。

  • 最大連続使用時間:10時間
  • 最大同時通話人数:6人
  • 最大通信距離:1,000m

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Daytona(デイトナ) バイク用インカム DT-E1

こちらはバイク用品でおなじみの、デイトナ社から発売されているバイク用インカムです。兄弟モデルの「DT-01」がプレミアムモデルであるのに対し、「DT-E1」はエントリーモデルとして位置づけられています。

特別スペックが高いというわけではありませんが、操作が簡単で使い勝手が良いので初心者の方におすすめのモデルです。

  • 最大連続使用時間:12時間
  • 最大同時通話人数:4人
  • 最大通信距離:800m

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Daytona(デイトナ) バイク用インカム DT-01

DT-E1の上位機種にあたるDT-01は、同時通話人数と通信距離がアップ。より大人数でのツーリングに対応しています。他社のインカムとのグループトークが可能で、その場合は4人までの同時通話が可能です。

  • 最大連続使用時間:12時間
  • 最大同時通話人数:6人/他社インカム 4人
  • 最大通信距離:1,000m

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FODSPORTS(フォッドスポーツ) バイクインカム M1-S Pro

スペックの高さと低価格を両立したモデルで、コストパフォーマンスが非常に高いです。基本的なスペックの高さに加え、「ユニバーサルペアリングモード」を搭載しているので他社のインカムとも接続できます。

  • 最大連続使用時間:20時間
  • 最大同時通話人数:8人
  • 最大通信距離:2,000m

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FODSROPTS(フォッドスポーツ) バイクインカムFX6

FMラジオや防水機能などの基本的な機能に加え、充電しながら使用できるインカムです。バイクに電源が備わっていれば充電しながら利用できます。

  • 最大連続使用時間:10時間
  • 最大同時通話人数:6人
  • 最大通信距離:1,000m

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Mihono(ミホノ) V6バイクインカム ddv6

2台セットで販売されているインカムで、最大で同時に6人まで通話できます(※通話は1対1)。2台セットなので、タンデムやペアのツーリングにおすすめです。

  • 最大連続使用時間:7時間
  • 最大同時通話人数:6人(通話は1対1)
  • 最大通信距離:1,200m

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NikoMaku(ニコマク) バイクインカム L1M

こちらはインカムというよりは、ヘルメットに内蔵できるBluetoothイヤホンというイメージの商品です。通話はスマートフォンの通話アプリを通じて行なうことができます。安価に導入できるので、「とりあえずインカムを使ってみたい」という方におすすめです。

  • 最大連続使用時間:12時間
  • 最大同時通話人数:-人
  • 最大通信距離:-m

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SENA(セナ) 30K

「Senaメッシュインターコム技術」により、オープンメッシュモードではなんと人数制限無しで接続できる高性能インカムです。ペアリングが不要なので、集合時にボタンをひと押しするだけですぐに接続できるのも魅力です。

  • 最大連続使用時間:メッシュ 8時間/Bluetooth 13時間
  • 最大同時通話人数:オープンメッシュ 制限なし/グループメッシュ 24人
  • 最大通信距離:2,000m

公式サイトはこちら

MIDLAND(ミッドランド) BT NEXT PRO Hi-Fi

ユニバーサルインターコム機能を搭載しており、他社のインカムとも接続できる製品です(グループ通話は不可)。またパブリックモードを使うことで、ナビ音声や音楽を共有できます。

通常の最大同時通話人数は8人ですが、「BT TALKアプリ」利用時は距離・人数ともに無制限になるのも特徴です。

  • 最大連続使用時間:20時間
  • 最大同時通話人数:8人(BT TALK利用時は無制限)
  • 最大通信距離:1,600m

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Cardo(カルド) PACKTALK BOLD JBL

こちらは世界初のバイク用インカムを製造した老舗メーカー、カルド社の製品です。さらにオーディオ業界の老舗「JBL」がサウンドを監修しており、非常に高い品質に仕上げられています。

機能面も充実しており、DMC(Dynamic Mesh Communication)により最大8km、15人の接続が可能です。ユニバーサル接続対応なので、他社のインカムとも通信できます。

  • 最大連続使用時間:13時間
  • 最大同時通話人数:DMC 15人/Bluetooth 4人
  • 最大通信距離:DMC 8,000m/Bluetooth 1,600m

公式サイトはこちら

Excuty(エクスキューティー) 6Riders

最大6人の同時接続が可能で、スマートフォンや音楽プレイヤーとのBluetooth接続にも対応しています。ノイズキャンセル機能により、風切り音も低減。クリアな音声での会話が可能です。

  • 最大連続使用時間:12時間
  • 最大同時通話人数:6人
  • 最大通信距離:1,200m

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まとめ

バイク用のBluetoothインカムは、一度使えば「ないのは考えられない」と思えるほど便利なものです。その場で意思疎通ができるので、ツーリングが格段に快適になるでしょう。ソロツーリングの際も、音楽やラジオ、ナビ音声を聞けるので重宝します。

導入する際はご自身の用途をイメージして、連続通話時間や同時通話人数などのスペックが要求を満たすものを選ぶと確実です。

本記事は、2021年9月9日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。