バイクのタイヤは買取可能？タイヤの処分方法と費用を解説
バイクのタイヤを替えるタイミングとしては、タイヤの溝がなくなったときや、ホイールのインチアップをしたときなどが挙げられます。
なかには、交換後に処分するタイヤがまだ使える状態の場合、買い取ってもらいたいと考える方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、買い取りを含めたタイヤの処分方法や廃棄する場合の費用を解説します。高く買い取ってもらうためのポイントも紹介するので参考にしてください。
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タイヤの処分方法
バイクのタイヤを処分する方法は、大きく分けて次の4つです。それぞれの方法の特徴や、処分できる場所を解説します。
廃棄処分
廃棄処分されるタイヤは、産業廃棄物の一種である廃プラスチック類として取り扱われます。産業廃棄物のため、粗大ゴミや家庭ゴミとして捨てることはできません。
ただし、廃タイヤを粗大ゴミとして処理している地域もあるため、お住まいの地域の自治体に処分方法を確認しましょう。
なお、タイヤを廃棄処分する際は、一部自治体での粗大ゴミ扱いも含めて、費用が発生するのが一般的です。廃棄処分のタイヤの引取先や費用についてはこのあと詳しく解説します。
無料引き取り
タイヤ交換の際に、不要となったタイヤを引き取ってもらう方法があります。廃棄となるタイヤの処分費用がタイヤ交換代に含まれているため、処分についての費用は発生しません。
タイヤを交換できる場所の例は、次のとおりです。
買い取り
まだ使える状態のタイヤであれば、交換後であっても買い取ってもらえる可能性があります。タイヤの買取先の例は、次のとおりです。
ただし、溝がすり減りすぎているなど劣化が激しい場合は、買い取りを断られてしまう可能性が高いです。
買取不可の可能性も把握した上で持ち込みしましょう。
個人売買
ネットオークションやフリマアプリなどを利用し、自分で売却する方法もあります。こうしたサービスは自分で販売価格を決められることがメリットであり、高値で売れる可能性もありますが、反対に買い手がつかない場合も想定されます。
さらに、タイヤの引き渡し先が遠方の場合は送料がかかり、売り手と買い手のどちらが負担するかなども考えなくてはなりません。
タイヤを廃棄処分する方法と費用
タイヤを廃棄処分する場合のおもな処分方法と、かかる費用について見ていきましょう。
廃品回収業者に回収してもらう
廃品回収業者は、タイヤに限らずさまざまな不用品を回収している業者です。多くの業者が、電話での依頼により自宅に回収に来てくれるため、店舗持ち込みの手間が省けるのがメリットです。回収日も、基本的に希望日を選べます。
費用は、利用する廃品回収業者によって異なりますが、1本当たり1,000~3,000円程度です。またはトラック1台で8,000~1万5,000円程度などの料金設定をしている業者もあり、その場合はタイヤのほかに家にある不用品も回収してもらうとお得になるでしょう。
ガソリンスタンドで処分する
ガソリンスタンドのなかには、車検やタイヤ交換などのサービスを実施しているお店もあり、タイヤの処分を依頼できるお店が多くあります。いつも利用しているガソリンスタンドが対応可能かどうかなど、事前に確認してから持ち込みましょう。
費用は1本当たり300~700円程度です。ホイールも併せて処分する場合は500~2,000円程度かかります。
バイクショップやタイヤ販売店で処分する
バイクショップやタイヤ販売店でも廃タイヤの処分を受け付けているので、近くにある方は便利に利用できます。費用は1本当たり300円程度と、少ない費用負担で処分できるのがメリットです。ただし費用は店舗によって異なるためまずは確認することをおすすめします。
タイヤを売る場合、買い取り価格はどのくらい？
タイヤを買い取ってもらう場合は、リサイクルショップに持ち込むのが一般的です。しかし、タイヤの買い取りは、基本的に高価査定をしてもらえることは少ないでしょう。オークションで販売しても、送料が大幅にかかってしまうため、数百円もつかないことがあります。
それでもタイヤを買い取ってもらうメリットは以下のとおりです。
メーカーや劣化などタイヤの状態によって買取価格は変動します。1本1,500円程度から、ブランドによっては1万円以上の査定金額がつく可能性もあります。タイヤを買い取ってもらうためには、以下の点に注意しましょう。
あまりにもタイヤの溝がなかったり、劣化したりしていると、処分品扱いとなるため廃棄料金が発生します。リサイクルショップに持っていく前に、タイヤの状態を確認しておきましょう。
タイヤを高く買い取ってもらうには？
タイヤをできるだけ高く買い取ってもらうためのポイントを紹介します。
2本セットで売る
タイヤはセットで販売するのが一般的なため、売却時もセットのほうが高値になりやすいといえます。もちろん単品での持ち込みも可能ですが、中古タイヤの単品持ち込みの場合は買取後の需要が少ないため、低い価格になってしまう可能性が高くなります。より高く買い取ってもらいたいなら、2本セットで持ち込むことをおすすめします。
ラベルなど付属品も付ける
説明書など、タイヤを購入した際に付いていた付属品があると買取価格が上がる可能性があります。特に新品未使用の場合は、ブランドやスペックなどが明記されたラベルがあることがポイントです。ラベルは、そのタイヤが本当に未使用かどうか見分けるための材料にもなります。
早く売る
タイヤは、きれいに保管していてもゴムが劣化してしまい、時間が経つほど価値が下がってしまいます。今後の使用予定がないのであれば、できるだけ早く売却しましょう。また、少しでも劣化を防ぐため、売却までは日差しや雨風を避けて適切に保管することが大切です。
売るタイミングを考慮する
買い取られたタイヤは中古品として販売されることになるため、多くの人が新しいタイヤを買い求める時期より前に買い取ってもらうのがポイントです。スタッドレスタイヤであれば冬前、逆に夏用であれば春前など、タイヤ交換時期の前が売り時といえます。
まとめ
タイヤの処分方法には、費用のかかる廃棄処分か無料引き取り、収入が見込める買い取り、そして個人での売却などが挙げられます。タイヤを買い取ってもらう場合は、溝がある程度残っているなどまだ使用できることが条件といえます。
また、高値での買い取りはあまり期待できないことを把握しておきましょう。一方で、タイヤを廃棄処分する場合は費用がかかり、廃棄方法によりますが1本当たり300円~2,000円程度かかります。低い価格でも買い取りしてもらうメリットは、この廃棄料がかからないことです。溝の深さや劣化具合を確認し、リサイクルショップなどに持ち込んでみましょう。
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本記事は、2024年8月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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