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VMAX |
今までにないコンセプト。
唯一無二の存在感で大反響を得る |
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1985 |
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145馬力、12.4kg-mという途方もないスペックを引っ提げ、VMAXが初めて世に姿を現したのは1985年。2005年でデビューから20年を数える希有のロングセラーモデルであるが、このスペックは現在でも十分に通用するもの。スタイルも含めた基本構成もまた、現在まで大きな変更なく踏襲し続けられている。まったく新しいコンセプトを唯一無二のスタイルで体現してみせたVMAXのデビューは、全世界にセンセーショナルな話題を提供したのだ |
ヨーロッパでも販売を開始。
リヤホイールがディッシュに |
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1986 |
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瞬く間にヒットモデルとなったVMAX。当初はアメリカ向けのみであったが、世界中からの熱いラブコールでヨーロッパでも販売が開始された。メカニズム的には不変であるが、リヤホイールがディッシュタイプとなり、エンブレムも変更された |
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フロントホイールも意匠変更。
ブラック仕上げで迫力アップ |
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1987 |
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特徴的なダミーダクトをブラックフィニッシュ。合わせてサイドカバーなど、各部のパーツもブラックを多用し、スゴ味が演出されている。フロントホイールも変更され、5本スポークからディッシュ風のものへデザイン変更された |
スタイル&パワーの魅力。
人気街道をばく進し続ける |
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1988 |
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前年の外装モディファイから変更なく、1987年モデルがキャリーオーバーされた'88年型。VMAXを特徴づけるVブーストシステムも健在だ。これは低速域では通常だが、高速域では気筒当たりふたつのキャブレターを作動させるメカニズムだ |
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待望の国内デビュー。
パワーはダウンしたが、テイストは健在 |
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1990 |
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デビューから5年。待望の国内仕様が登場した。外観上は輸出仕様とほぼ同じだったが、パワーは97馬力と抑えめ、特徴的なメカであったVブーストシステムも搭載されていない。しかしながら、「それがどうした?」といわんばかりのスタイルは相変わらずの高人気を博し、パーツの供給という面からも歓迎された国内仕様のデビューだった。アフターパーツ(というか純正流用)により、国内仕様にVブーストを追加するモディファイも盛んに行われていく |
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1991 |
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オーバーナナハンが解禁された日本のバイク市場。パワーでは輸出仕様に敵わないという自主規制の矛盾こそあるものの、ビッグバイク人気は加速した。そんななか、VMAXは「これに乗りたくて限定解除」というライダーを増やし続けた |
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