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名車図鑑 歴史に名を残す往年のバイクの名車・旧車。その開発秘話に迫る。
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名車図鑑 スズキ スカイウェイブ
SKYWAVE 650
“大型”スクーターのライバルを凌駕!
新機構の数々で突出した存在だ
 スカイウェイブ650の登場は、ある意味で衝撃的だった。
 すでに先行していたシルバーウイングとT-MAXという、2気筒エンジンの大排気量スクーター戦線に参入するためのスズキ版、という程度の認識で試乗会に出かけたが、その走りのよさ、楽しさ、パフォーマンス、そしてスクーターという意味においての利便性の高さ。そのどれをとっても、ライバル達をしのぐ造り込みがなされていたことに驚いた記憶がある。
 たとえば、電子制御のベルトマチックは、フルオートマチックでの自動変速はもとより、登坂路、高速道路の追い越しなどで威力を発揮するパワーモードを備えている。さらに、ハンドル手元についたスイッチを操作することで、シフトアップ/ダウンを5段階に分けてのマニュアル変速をも可能としているのだ。
 今やクルマでは珍しくもない装備であり、「スポーツ感がウリのバイクで、ハンドルについたマニュアルシフト付きオートマがどうしてできないのだろう?」と不思議に思っていた。ベルトマチックの軽自動車では、7段変速なんてのまであるというのに……そんな思いを吹き飛ばしてくれたのだ。
 マニュアルモードでは、タコメーターのレッドゾーンまできっちり回転が上がり、その加速感は腹筋に響くほど。足まわりも、ラジアルタイヤの採用やしっかりとしたフレームが組み合わさって、軽快感と安定感が高いレベルで融合している。また、ブレーキ性能もスポーツバイクと同次元で比較ができるほどの効き味とコントロール性を持っている。ウインドプロテクション効果や、ミラーを折りたたみ式にするなどの装備の充実ぶりを含め、このクラスでは突出した存在となっている。
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初期型デビューは2002年の6月。初期型、とはいっても、大きな変更なく現行型となっている。エンジンはインジェクション装備の並列2気筒だ
2003年3月に登場した200台の限定車。スズキの創業50周年を記念したモデルで、特別色のほか、電動格納式のバックミラーを備えていた
今年の1月にバリエーションとして加わったLX。ABSブレーキの採用がトピックだが、電動格納ミラーやシーシーバーなどの、豪華仕様ということができる
昨年の東京モーターショーに参考出品された、650の“タイプS”。もちろん市販モデルではないが、派手な塗色といいスポーティな外観といい、650の新しい魅力が感じられる。カスタムのサンプルとしても注目の、市販化が待たれる1台だ
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