 | SKYWAVE 250 |
走りのよさに主眼を置いた
スカイウェイブのコンセプト |
 |
1998 |
|
当時、すでに高い人気を誇っていたマジェスティ。その後発モデルとなるだけに、スカイウェイブの走りに主眼を置くモデルコンセプトは、いわばニッチにも思われた。しかし、スクーターとはいえ、走りの楽しさが乗り手の気持ちに水をさすワケがない。マジェスティの2バルブエンジンが、69×66.8(mm)のボア×ストロークを持つのに対し、スカイウェイブのそれは73×59.6(mm)。パワーで2馬力多い23馬力だったが、高速巡航ではそれ以上の差を乗り手に感じさせた |
 |
 |
typeI |
typeII |
|
|
|
 |
1999 |
|
ラインアップに追加されたリミテッドは、グリップヒーターとナックルガードを装着、寒冷時の快適性を大きく引き上げた限定モデルだ。通常、アフターパーツでユーザーが手を入れる部分を標準仕様としながら、スペシャルカラーで仕上げられている |
|
|
テールのデザイン変更以上に
使い勝手の向上が光るマイチェン |
 |
2000 |
|
デビューから2年、初の大きなマイナーチェンジを敢行。まず、スクリーン内部に走行風を取り入れることで、走行風の巻き込みを緩和。とくに高速走行でのリラックスした走りを実現した。シート下のラゲッジスペースをよりスクエアな形状として使い勝手を上げるために、リヤセクションにも大きなメスが入った。スタイルもボクシーとなり、トランクルームには照明も取り付けられた。シート形状やピリオンライダーのハンドグリップなども形状を一新している |
 |
2001 |
|
ストリート系スクーターではもはやお約束ともいえる“カスタム初めの一歩”をクリアしたのがタイプS。ハンドルバーをパイプ剥き出しとし、スクリーンはショートタイプ。外装もパーツのメッキ化や足まわりのブラックアウトなど、カスタムテイストを盛り込んだ仕上がりだ。2001年登場のタイプS初期型では、ウインカーにクリアレンズを採用、カラバリはホワイトとブラックだった。足まわりにメカ的な変更はないが、車高が低く見えるところでも人気を集めた |
|