GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 > もうひとつのヨーロピアンスタイル
もうひとつのヨーロピアンスタイル モペットと暮らしてみよう!
● モペット基礎知識
始動のしかたはそれぞれでもどれも簡単だ
 モペットのエンジン始動はペダルを漕ぐことで行うのが一般的だ。といっても、ただ漕いでるだけじゃ自転車のまま。バイクへの切り替えスイッチが必ずあるので、それを操作した上でペダルを漕ぐ。普通に前に漕ぐものもあれば、逆回転させるタイプもある。エンジンを止めるときはキルスイッチ(レバー)を操作すればいい。アクセルは右グリップ。バイクやスクーターと同じだ。60km/hほどのスピードが出る。
燃料はガソリンを使用 ただし混合給油を忘れずに
 現在輸入されているモペットは、2サイクルエンジンを積んでいる。当然エンジンオイルの補給が必要なのだが、国産の2サイクル車のように、燃料タンクとは別にオイルタンクを設け、そこにオイルを入れておく分離給油じゃない。燃料であるガソリンに直接オイルを混ぜる混合給油だ。だからつねにオイルを携帯しておく必要がある(オイル入れ、計量器を収納できる車種もある)。ガソリンとオイルの割合は約2〜5%。
エンジン始動の方法は、どの車種もだいたいペダルを漕いで行う。もちろん切り替えのためのスイッチを操作してから漕ぐことになる。中には逆回転させるタイプもある エンジンを停止させる場合は、キルスイッチを操作すればいい。モペットには他にも、バイクと同様にヘッドライト切り替え、ウインカー、ホーンなどの操作スイッチがある
盗難防止のためには、ハンドルロックはもちろん、サイクルロック(チェーンロック)などで施錠して自衛するしかない。ただし、中には独自のロック機構を内蔵するものもある
モペットの燃料タンク容量はそれほど大きくない。せいぜい5Lといったところだ。給油の際にはエンジンオイルをガソリンに混ぜるタイプが一般的。およそ2〜5%の割合だ