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ミニバイクでもっともっと遊ぼう

実際にバイクを車に 乗せてみよう!

ステップ1

バイクを固定する基本の基本!

  基本原理を知っていれば あとは応用すればいい!?

  トランポにバイクを積載するとき、横方向にタイダウンを引っ張っただけでは、バイクが倒れてしまう可能性が高い。これは、そもそもバイクは左右に寝やすい構造だし、前後サスがあるためだ。トランポが揺れるたびにバイクもふわふわと揺れて不安定になってしまう。写真のように前下と左右の両方に引いてあげれば、バイクはガッチリと固定され、ちょっとやそっとの衝撃では揺れたり倒れたりしなくなる。

 この基本をわかった上で、ミニバンなどに積む場合は、荷室に対しバイクを斜めに積むしかないから、応用していけばいいのだ。

バイクを固定する基本の基本!
前輪を壁にあて、フロントフォークを縮める 左右がまっすぐ均等に!
●前輪を壁にあて、フロントフォークを縮める
しっかり前方下側に引き、ある程度フロントサスを沈めておけば、車体が揺れても前輪位置がずれない。これを俗に“サスを使う”とか“決める”などと言う
●左右がまっすぐ均等に!
ただ前側に引くのではなく、同時に左右均等に横方向の力を加えることで、バイクが倒れなくなる。この理想形を頭に入れつつ、ミニバン積載時には工夫を!
ステップ2

固定する場所は?

  頑丈な部分を選ばないと 積載時にバイクが壊れる

  トランポ積載時に、タイダウン(実際にはアシストベルトやリングロープと呼ばれる、タイダウンのフックを掛けやすくするための道具を介することが多い)を掛ける場所を吟味しないと、引っ張る力に負けて、バイクが壊れてしまうことがある。

  リングロープやフックを掛けても大丈夫な場所、ダメな場所は左のとおり。まあ簡単に言うなら、曲がりやすい部分や配線などがある部分は避け、なるべく車体の基本骨格部分を引っ張ろう、ということ。積載前に、一度じっくりと愛車を眺め、どこなら引っ張れそうか、考えてみよう!

ココはやめてネ! ココはやめてネ!
要注意1 リングロープやフックが、誤ってバイクの電気配線やワイヤー類などを巻き込んでいると、断線などの原因となることがあるので要注意!
要注意2 ウインカーやヘッドライト、外装カウルのステーなどは、大きな力が加わるとすぐに曲がってしまうから、絶対に引っ張ってはダメ!
要注意3 中/上級者には、グリップ部にロープを掛ける人もいるけど、初心者はアクセルワイヤー断線などを引き起こすことも……。避けたほうが無難だ。
ココはOK! ココはOK!
ここはOK1 フロントフォークのアンダーブラケットすぐ上側に、配線などを避けつつリングロープを巻くのは、定番中の定番。フルカウル車でも使える部分だ。
ここはOK2 リヤまわりの固定は、タンデムステップやシートレールを使うことが多い。ただし、あくまで補助的に弱めの力で引かないと、曲がる可能性もある。
ここはOK3 バーハンドル車なら、ハンドルにリングロープを掛けやすい。ただしこの付近も、ハーネス類が多いから注意。スイッチボックス付近も避けよう。
ここはOK4 バイク用品店に行くと、バイク積載に特化したさまざまなリングロープが売られていて、これらを使えばより簡単確実にトランポ積載ができるはずだ。
ステップ3

バイクをクルマに積み込もう!

  ラダーレールがなくても ミニバイクなら積める!

 車体が軽いミニバイクなら、ラダーレールがなくても、トランポへのバイク積み降ろしができる。ひとりでやるには、それなりに力がいるけど、意外となんとかなるもんだ。ちなみにコツは、エンジン停止状態でギアを1速に入れ、ハンドルを後方に引いてフロントアップ。その状態でクラッチを切って前に進んで前輪を載せればOK。あとは、力ずくで後輪を荷室に押し込むだけだ。

 とはいえ、やっぱり基本はラダーレールの使用。便利な道具は、使ったほうがいいのだ。レールは、専用のモノでなくてもいいけど、木は折れる可能性があるので、避けたほうがいいと思いますよ。

ラダーレールを使って
●ラダーレールを使って
地面と荷室をつなぐラダーレールを使えば、1人でもラクに積める。ミニバイクなら、工事現場で使うような鉄の足場板でも十分。
ラダーレールがない場合 ラダーレールがない場合
●ハンドルはなるべくまっすぐに!
後輪が荷室のフロアより高くまで持ち上がったら、2人で息を合わせて、車体を垂直状態に保ったまま一気に荷室へと押し込む。
●バイク左側のひとは力がいらないから女性でもOK!
前タイヤが荷室に載ったら、前ブレーキを解除して、バイクの車体下がクルマにぶつからない位置まで前へと押す。車体左側の人はそのまま補助(車体を垂直状態に保つ)し、もう1人が後輪を持ち上げる。
●ラダーレールがない場合
車体右側に立った人が、必ず前ブレーキレバーを握り続け、その状態でホイールを持ってフロントアップ。荷室に前タイヤを載せる。
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降ろすときにも注意!
じつはトランポにバイクを載せるときよりも、降ろすときのほうがトラブルは起こりやすい。なんせ人間もバックしている状態なので、視野が狭く、自由度も少なくなるからだ。複数人で遊びに行くときは、とにかく補助係を付けよう。
降ろすときにも注意! 降ろすときにも注意!
乗り上げた衝撃などでラダーレールが落ちないよう、タイダウンを掛けておくとよい。
後輪位置が見えづらいため、ラダーレールから脱輪しやすい。こんなときは、一度バイクをクルマの中に戻そう。
ステップ4

バイクをクルマに固定しよう!

  ミニバイクならそれほど 頑張らなくても固定可能

 車重が軽いミニバイクは、自転車のようにとはいかないまでも、簡易的な固定方法でも意外と倒れない。でもそれは、あくまで基本を知っていてのことだ。

 もちろんベースとなるのは、前ページに紹介した、前下方向と横方向に引っ張る力の均等なコラボレーション。だけど実際には、サイドスタンドを立てたまま、まずバイク左側を横下方向に軽く引き、次に右前下方向にギュッと引くだけでも、バイクは固定される。

 また左前下方向と右上方向、左前下と左右後ろ方向なんていう変則技もある。なんにせよ、まずはトライしてみよう!

フロントタイヤを当てる! ●フロントタイヤを当てる!
フロントタイヤは、必ず車内の壁やシートの背もたれなどに当てること。どこにも当たってない状態でバイクをしっかり固定するのは、ほぼ不可能に近いのだ。
前方下側横方向が理想だけど……
●前方下側横方向が理想だけど……
とくにミニバンの場合は、必ずしも理想的な場所にタイダウンを掛けられるとは限らない。でも、基本形に近い方向に引っ張れば、意外としっかり固定できる。
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シートベルトに掛けるのは業界的に大丈夫?
トランポにバイクを積むときは、バイク側だけでなくクルマ側のタイダウンを掛ける位置にも気を遣おう。弱い場所にフックを掛けると、クルマが壊れることもある。シートベルトの付け根付近など、強そうな場所を選ぼう!
台座部分 タイダウンなどが掛けられるフック
ミニバンの場合、3列目席を跳ね上げたり、2列目席をチップアップしたりすれば、その台座部分も使える。
いくつかのミニバンには、フロアにタイダウンなどが掛けられるフックが標準装備されている。隅々まで探してみよう!
タイダウンの使い方
バイクをクルマに積むときに、ロープの代わりになるタイダウンには、いくつかのタイプがある。このうち、ミニバイクや普通のバイクの積載だったら、ラチェット式ではなく、カムバックル式と呼ばれているやつが便利だ!
カムバックル式の締め付け解除 残った1本のベルトを引っ張るだけ
カムバックル式の締め付け解除は、バックルのリリース用金具を手で押し、必要に応じてフック側にベルトを引っ張るだけ!
カムバックル式は、引っ張るモノにタイダウン両端のフックを掛け、残った1本のベルトを引っ張るだけでよい!
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Page5 気軽に遊べるミニバイクを紹介!
編集部オススメこんな車がトランポに!
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