彼女が気に入ってくれそうな
とっておきのタンデムシートを探せ! |
スーパースポーツマシンを指差し、「今度、これに乗ってデートしようよ!」と誘っても、よほどバイク好きな女性でもない限り、お断りされてしまうだろう。だいたい、そんなモンでタンデムデートなんかしたら、ライダーにもすごく負担がかかって、こっちが絶対に夜まで持たない!
ところがこれが、かなり快適そうに見えるタンデムシートを装備していることが多いビッグスクーターだと、「ワタシ、バイクの後ろって乗ったことな〜い。コレで海に連れてって!」となる。
あくまで伝聞だが、そういうことらしいのだ。
でも、一見するとどれも同じに思える、ビッグスクーターのタンデムシートは、じつは機種ごとに快適性が異なる。そして、ポジションや広さ、タンデムグリップの位置などには好みがあるから、一概にこれが1位とは言えないのだ。
ちなみに今回、これが人生初の二輪タンデム経験という“ウブ”な玲奈ちゃんが選んだのは、フォルツァのタンデムシートでした! |
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スカイウェイブでのタンデムライディングでは、マジェスティやフォルツァとは違い、広さや開放感を感じることができる。ライダーにも窮屈感がなく、それでいてタンデムライダーも快適。さすが、デカいだけある! |
運転していても、後席に座っていても、もっとも一体感や密着感を感じられるのがマジェスティ。初デートでは緊張しちゃうかもしれないが、ラブラブなふたりには最適なモデルかもしれない。しかも、タンデムでも運転しやすい。 |
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マジェスティのタンデムシート部は、ライダー側との高低差が少なく、しかも車体そのものが低めにデザインされている。この結果、写真でみても明らかなほど、低い位置に座ることができる。 |
ライバル2機種と比較して、圧倒的に高い位置に座っている印象を持つスカイウェイブ。地面に近いほうがよいか、先を見渡せるほうがよいか。これによって、好き嫌いが分かれそうなモデルだ。 |
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タンデムライダー用バックレストとグラブバーの組み合わせ。前後席の高低差はそれなりにあるが、全体的なデザインや車体バランスのおかげで、さほどアイポイントの高さを感じさせられない。 |
今回集めた3機種のなかではフォルツァシリーズだけが唯一、タンデムライダー用のバックレストを標準装備。不意に発進または急加速された場合でも、これがストッパーとなるという安心感もあってか、玲奈ちゃんのお気に入りタンデムシートに選ばれた。 |
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じつは、最近の型はマイチェンにより広くなったが、それでもフュージョンの後席はそれほど広くない。でも、カップルで乗ると、なんかいい感じなのだ。後席バックレストを装備したタイプXもある。 |
新車価格 |
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57万7500円 |
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中古平均価格 |
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47万2000円 |
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そもそもマグザムは、タンデム時の快適性やカッコよさに重点を置いて設計されたモデル。当然ながら、後席の居住性はとてもよい。バックレストや、前後席の高低差が少ないシートなどがポイント。 |
新車価格 |
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66万1500円 |
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中古平均価格 |
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55万6000円 |
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