2025/09/12 20:00:44 更新レンタル車両 レッツ4 圧縮漏れ シリンダーヘッド修理スズキ レッツ4
レンタル車両のレッツ4 圧縮漏れのためシリンダーヘッド分解清掃します。 キックがスカスカになり圧縮圧力測定してみると8kしかありませんでした。 レッツ4の圧縮圧力既定値は1200-1600のようです。 圧縮圧力はエンジンの元気具合を表しているのでこの数値が低いと燃焼状態も悪く燃費もパワーも落ちてしまいます。 原付きによくあるバルブ周りのカーボン噛みとみてシリンダーヘッドをバラしていきます。

外装外してちゃっちゃとバラしていきます。 レッツ4は外装がついてるとインマニが外しにくいです(T_T) インテーク側のカーボン蓄積はそこまでひどくないですがエキゾースト側がひどいです。 原付きは小排気量のため排気温度も上がらず、バルブスプリングの張力も低いためカーボンが溜まりやすいです。

バルブ周りもポート内もカーボンがこびりついてえらいことになってました笑 これをきれいに清掃していきます。


きれいになりました! バルブとシートリングをすり合わせしたところ、どちらも少し摩耗していてバルブのあたり幅が広かったです。 本来でしたらシートカットしてバルブを新品にしたいところですが、元の状態に比べるとかなり良くなると思うので一旦この状態で組みます。


ピストンもきれいになりました。 あとは組み立ててバルブタイミングとバルブクリアランスを調整して終わりです! 圧縮も戻りキックも重たくなり一発始動するようになりました。