2019/09/30 18:07:30 更新GSXR1000(2013モデル) ECUチューニング&現車ECUセッティングスズキ GSX-R1000
【GSXR1000(2013モデル) ECUチューニング&現車ECUセッティング】 GSXR1000(2013モデル)のECUチューニング&現車ECUセッティングになります。

元々がフルパワーモデルの場合は、そんなにパワーが上がらない難点がありますが それ以上に乗りやすさの向上であったりと作業のし甲斐があります。 今回のGSXR1000はアローエキパイ+アクラポビッチサイレンサーの組み合せになります。


最近のモデルによくありますが、フルエキ・触媒無しリンクパイプに交換することで、アイドリングが安定しずらいということがあります。 最悪の場合には、アイドリングしない車両もあります。 今回のGSX-R1000も相当の高圧縮エンジンという事もあり、さらにアイドリング付近の燃調も厳しい状況でした。 作業の手順としては、燃調を合わせるのももちろんですが、このモデルはアイドリング調整がECUの設定でしかできないため、ECUからセッティングしてアイドリング回転数を上げて対応させています。
今回のGSXR1000(2013モデル)のメニュー ・フューエルMAPセッティング(TPS) ・フューエルMAPセッティング(IAP) ・イグニッションタイミングセッティング ・セカンダリースロットルプレートセッティング ・レブrpm変更 ・アイドリングrpm変更 ・スピードリミッター解除 ・エンジンブレーキ軽減 さらにオプションでは ・クイックシフターを取り付けています。 このクイックシフターが非常に優れモノになります。 ECU側での制御ができるからなのですが、 ・TPS ・回転数 ・ギヤポジション からの失火タイミングを制御できるようになります。 その結果きわめて緻密なセッティングが可能となります。 もちろん、元々のスイッチ入力の強度も変更できます。 シフトロッドスイッチ自体もWGPで使ってるチームもあり信頼性抜群なのと、当店が扱うECUソフト自体もWSBに参加するサテライトチームで使ってるチームもあります。(ワークスは遥かに高いECUユニットを使ってますが)
まとめ動画は、YouTubeに掲載しております。 ご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=jLDOfNHr08Y
パワーグラフの比較です。

162ps→168.5ps と、パワー以上に途中のパワーを一回り伸ばせた感触があります。 元々のA/F値もありますが、試行錯誤を繰り返した結果でかなりセッティングを詰める事ができました。 今回のお客様はサーキットで楽しまれているオーナー様ですので、再度セッティングでさらに詰めていきたいですね。 次回のお越しをお待ちしております。 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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ECU書換(ECUチューニング) | 1 | 40,000 | 40,000 | 課税 | 加工 |
現車セッティング | 1 | 50,000 | 50,000 | 課税 | 加工 |
セッティングセットアップ | 1 | 10,000 | 10,000 | 課税 | 加工 |
課税-小計(①) | 100,000円 |
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消費税(②) | 8,000円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 108,000円 |
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対象車両情報
作業時間目安
5時間