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【バイク】空冷エンジンには耐熱塗装がおすすめ!

カスタムしているバイクでは、エンジンに塗装している場合があります。しかし、エンジンの塗装がはげている場合や、自分好みの色に変えたい場合は、改めて塗装する必要があります。ここではとくに、空冷エンジンの塗装に適切な塗料について、ご説明しましょう。

空冷エンジンにはなぜ耐熱塗装が必須なの?

空冷エンジンに耐熱塗料を使う必要があるのは、以下の理由からです。

  • 空冷エンジンは水冷エンジンに比べるとエンジンの温度が上昇しやすい
  • 塗料が耐熱性でないとエンジンの熱膨張に耐えられずひび割れが発生してしまう

また、耐熱性だけでなく、耐油性や耐久性、耐ガソリン性も必要とされるのは、以下の理由からです。

  • ガソリンがかかり塗料がはがれる可能性がある
  • エンジンオイルの交換時にオイルがかかり塗装が劣化する可能性がある
  • 振動などが多いのでヒビがはいる可能性がある

エンジンを塗装する際は、このようなことを考え、過酷な状況でも耐えられる塗料を使ったほうがきれいに仕上げることができます。バイクショップやネットショップで探せば、耐熱性や耐油性、耐ガソリン性に対応した塗料を見つけることができるでしょう。バイクショップの店員に相談して、適した塗料を購入することをおすすめします。

エンジンに塗装する方法

エンジンに塗装する方法

エンジンへの塗装方法は以下を参考にしましょう。

用意するもの

  • 脱脂剤
  • 耐熱塗料(スプレータイプ)
  • サンドブラスト または さび落とし

塗装方法

  1. エンジンをバイクからおろす
  2. サンドブラストで表面の塗装を取り除く
  3. 脱脂剤でエンジン表面を脱脂する
  4. 耐熱塗料をエンジンに吹きかけ塗装する
  5. 十分乾くまで待つ
  6. 180℃~200℃で焼きつけを行う
  7. エンジンをバイクにのせる

注意点

  • 厚塗りしすぎない
  • 石油ストーブやコンロを使い焼きつけをしっかりと行う
  • フィンなどの隙間にスプレー塗料を吹き掛けないよう注意する

エンジンへの塗装時は、古い塗装などをしっかりと取り除き脱脂をしなければ、塗装がはがれやすくなってしまいます。また、高温で焼きつけを行わないと、仕上がりが悪くなってしまいます。エンジンの塗装に自信がない場合は、バイクの塗装専門店への依頼をおすすめします。工賃は高額になる可能性がありますが、はがれるリスクが少ないきれいな塗装に仕上がるでしょう。

まとめ

  • 空冷エンジンは水冷エンジンに比べ温度が高くなるので耐熱塗料を使う
  • ガソリンやエンジンオイルがつく可能性があるので耐ガソリン性や耐油性なども兼ね備えている方が良い
  • エンジンに再塗装する場合は古い塗装を取り外す
  • 脱脂をしなければ塗料はきれいにつかない
  • エンジンの塗装は難しいので自信がない場合は専門店に依頼する

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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