車検に通るバイクのヘッドライトの基準
近年ではコストパフォーマンスの高さから、バイクのユーザー車検に人気が高まっています。今年初めてユーザー車検を受けるという方も、まずは車検で引っかかりやすい「ヘッドライト検査」について知っておきましょう。ここでは、ヘッドライトの検査基準や光軸調整の方法について解説します。
車検に通るヘッドライトの基準
ヘッドライトは灯火装置の保安基準によって定められているため、車検ではヘッドライトを適切なものへ交換・調整しておく必要があります。以下では、バイクのヘッドライト基準をまとめました。
このほか、壁から1m・10m離れた距離でハイビームした際の最も明るい点のズレを確認する、「光軸調整」の基準があります。光軸調整の基準は、ズレが以下に収まっていることが条件となります。
LEDやHIDは大丈夫?
バイクのヘッドライトは従来ハロゲンランプが使用されてきましたが、検査基準で15,000cd以上の光量が必要なことからLEDランプに人気が高まっています。
また、バイク車検の検査基準では光量や発光色の基準が定められている一方で、電球ランプについての規制はありません。主に使用されているのはLEDランプ、HIDランプの2種類なので、それぞれの光量・発光色に注意しながら自分に合ったものを選びましょう。
近年では、車検に通るための車検基準適合ランプキットなども販売されています。
ヘッドライトの光軸調整の方法
ヘッドライトの「光軸調整」は初めて車検を受けるライダーが引っかかりやすい検査項目とも言えるので注意しましょう。とはいっても、事前の点検・整備を行っておくことで安心して車検を通過できます。バイクのヘッドライトは日々の走行で光軸がずれやすいため、車検前は必ず点検を行いましょう。
以下では、自分でできる光軸調整の方法をご紹介します。
光軸調整はコツさえ掴めば次回車検時は難なくクリアできるでしょう。車検初年度で自信がない場合はバイクショップへ光軸調整を依頼することもできるので、必要に応じて検討してみましょう。
まとめ
最後に、車検に通るヘッドライトについて大切なポイントをおさらいしましょう。
本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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