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バイクのエンジンスライダーの効果と取り付け方法

レーシングタイプのバイクに乗っているライダーは、車体を倒しながらカーブを曲がることもあるのではないでしょうか。もし、そのまま転倒すると、エンジンに傷がついてしまう可能性があります。今回は、そのようなリスクを軽減できるエンジンスライダーについてご紹介しましょう。

エンジンスライダーの効果、メリット

エンジンスライダーには以下の効果が期待できます。

  • スライダーの出っ張りが転倒時に先に着地するのでバイクの損傷を軽減できる
  • その安心感をもって運転できる

バイクが転倒した場合、通常だとバイクのパーツが直接損傷を受けてしまいますが、エンジンスライダーは転倒時の緩衝材になってくれるため、バイク本体の損傷を和らげてくれます。これは、具体的には、以下のようなメリットにつながります。

  • 修理コストの削減が期待できる
  • 倒れる角度が浅くなるのでバイクを立てやすくなる
  • 転倒しても自走できる可能性が高くなる

転倒時の損傷が少ないことは、修理費用やレッカー代などの軽減につながります。

エンジンスライダーの必要性

前述のように、転倒時にバイクの損傷を軽減してくれるエンジンスライダーですが、その必要性の一番は以下にあります。

  • エンジンが転倒によって故障するリスクを軽減してくれる

バイクで走っていると、どのような場面で転倒するかは予測できません。高速道路などで転倒した場合、バイク本体がスクラップ同然になってもおかしくありません。そんな時、エンジンスライダーは、バイク本体だけでなく、エンジン部分の損傷をも和らげてくれるでしょう。一方、エンジンスライダーをつけた場合には、以下のような可能性があることを覚えておきましょう。

  • 見た目が悪くなる
  • エンジンスライダーをつけなくても修理費用が多額にならない可能性がある

エンジンスライダーは万能ではありません。転倒による大きな損傷のリスクは回避しやすくなりますが、カウルやボディに傷はついてしまいます。また、見た目や性能が良いエンジンスライダーを購入する場合は高額になるため、修理費用の方が安くなってしまう可能性もあります。それでも、安全面を第一に考えるのであれば、エンジンスライダーの取り付けをおすすめします。

エンジンスライダーの取り付け方法

エンジンスライダーの取り付け方法

エンジンスライダーの取り付けは、カウルを取り外す作業ができれば、セルフでも可能です。

用意するもの

  • エンジンスライダー
  • ボルト
  • カウルを加工する工具(ドリルドライバーなど)
  • カウルの取り外しやボルトを締めるために必要な工具

取り付け方法

  1. エンジンの上辺りにあるネジを取り外す
  2. エンジンスライダーにボルトを入れて取り付ける

注意点

  • カウルが邪魔な場合は、エンジンスライダー用の穴を開ける
  • ボルトは長さが適切なものを選んで取り付ける

エンジンスライダーを取り付けるために、カウルの加工などが難しいと感じる方は、バイクショップで取り付けてもらうことをおすすめします。工賃は車種などによって変わりますが、2,000円~5,000円以上かかる可能性があります。事前に見積もりを出してもらいましょう。

まとめ

  • エンジンスライダーはバイクの転倒時の損傷を軽減できる
  • エンジンスライダーによって修理費用の軽減などのメリットがある
  • 見た目が悪くなる可能性もあるが安全面を考えると取り付けがおすすめ
  • エンジンスライダーを取り付ける際にカウルを外す場合がある
  • ショップで取り付ける場合は2,000円~5,000円程度が工賃の目安

本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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