愛車選びの参考に!代表的なバイクの種類
バイクには多くの車種・スタイルがありますが、今回は代表的な車種・スタイルをタイプ別に6つ紹介します。それぞれの車種が持つ特性や特徴を知り、愛車選びに役立ててみてはいかがでしょうか。
1.ネイキッド
バイクや単車と言えばネイキッドを思い浮かべる人も多いかもしれません。乗り心地、走行性能共にスタンダードな車種であり、教習車にも使われているほどの操作性・取り回しの良さが特徴です。初めてバイクに乗る人、バイクらしい見た目を求める人におすすめの車種です。
2.レーサーレプリカ
レーサーレプリカは、乗りこなすのにコツが必要なので上級者向けのジャンルと言われています。前傾姿勢を取るので、まさにレーサーのような格好です。レーサーらしさを求める人、パワーを求める人にとっては最適な車種と言えそうです。車体は軽量に作られており、スピードを出した時に風の抵抗が少なくて済みます。一方で、前傾姿勢は体が疲れますので、長距離走行にはあまり向きません。

3.アメリカン
アメリカンの有名なメーカー、「ハーレーダビッドソン」を連想する人も多いのではないでしょうか。重厚なエンジン音と、足を前に出した独特の姿勢が特徴です。シート高が低いため、比較的小柄な人でも乗りやすいです。多くの製品は400ccを超える大型のバイクが多いですが、125ccや250ccの製品もあります。スピード感よりも、ゆったりとした走行が好きな方に向きます。
4.オフロード
オフロードは、地面の凸凹をもろともしない力強い車種です。一般道走行も可能ですが、オフロード(荒地)での走行においてパワーを発揮します。林道や河原などを走行した時の、シートに伝わる衝撃がかなり和らげられます。本来は農耕や牧畜用の用途が主でした。
5.ストリート
ファッション性を求めるなら、ストリートがおすすめです。街乗り走行に最適で、主に市街地を走る人向けの車種です。車体は軽量で、通勤や通学にも向きます。原付スクーターでは少々不安な坂道でも、ストリートなら難なく登っていけます。小型ながら、原付のような気軽さもあるバイクです。一方で、高速走行とツーリングにはパワー不足を感じる人が多いようですが、遠出は自動車、近場に乗って行くにはストリート等、乗る場面を分けるといいかもしれません。
6.ビッグスクーター
原付をそのまま後ろに伸ばして、一回り大きくしたような見た目のビッグスクーター(通称:ビクスク)は乗り心地が良いことが特長で、長距離ツーリングにぴったりです。荷物を多く載せることが出来る点で、利便性は車並みです。オープンカーに乗っているような気分でツーリングを楽しめます。
7. ツアラー
HONDA VFR800F
レース用バイクとしても有名なHONDAのVFRシリーズ。モデルチェンジを繰り返し、レース使用だけでなく、ツーリングにおいても快適に乗りこなせるよう、ツアラー要素が加わるようになりました。ライディングポジションも若干前傾姿勢なので、ワインディングロードなどカーブが多い道をバンクで曲がるのに適しています。特徴はV型4気筒エンジンとHYPER VTECで、速度に合わせた最適な燃焼状態を実現。ツアラーモデルに嬉しいグリップヒーターも標準装備です。
KAWASAKI Ninja H2 SX SE
海外のスポーツモデルとして販売しているNinja H2をベースに造られたのが、Ninja H2 SX SEです。Ninja H2の特徴であるスーパーチャージャーは、燃費性能や低回転域の扱いやすさを考えられたオリジナルエンジンになっています。ライディングポジションも、スポーツタイプよりもハンドルは高く、シートが低くなっているので長距離でも疲れにくいでしょう。オプションのパニアケースやスマートバッグがあれば、収納量を増やすことも可能です。
ハーレーダビッドソン ROAD GLIDE SPECIAL
ハーレーダビッドソンの中でも、個性的なデザインが特徴のツアラーバイク。アメリカ大陸の横断を想定して造られているので、長距離でも快適な走行が期待できます。排気量1,700cc強のハイパワーエンジンを搭載しているので、急こう配の道でも余裕をもった走りを実現できるでしょう。独自のシャークノーズフェアリングは、フレームにマウントしているので、ハンドリングに影響を与えません。
8. クラシック
HONDA GB250クラブマン
1997年に製造を終了したにもかかわらず、人気の衰えないクラシックバイクです。エンジンは、400ccの空冷単気筒エンジンを250ccにデチューンしているので、とても頑丈にできています。6回のマイナーチェンジを行っており、型番によって性能に違いがあるので、購入時には事前に性能を比べてみましょう。また、社外パーツも豊富なモデルなので、自由にカスタムして楽しめるのも魅力です。
YAMAHA SRシリーズ
YAMAHAの定番車種であり、発売当初から大きくモデルチェンジをしていない人気車種です。2018年に再発売されたモデルは、環境に配慮しており、マフラーの低音のキレも向上させています。派生シリーズとしてSRXとSRVがありますが、SRV250は生産年数が短く人気が出なかった車種のため、中古市場でも低価格で手に入れられる可能性があるでしょう。
KAWASAKI エストレヤ
2017年に生産終了が発表された、空冷4ストローク単気筒エンジンのクラシックバイク。オリジナルアクセサリーを使えば、カフェスタイルにカスタムすることも可能です。英国車風のデザインが人気を呼んでおり、女性のファンも多くいます。
まとめ
今回は、6つの代表的な車種を取り上げました。バイクの種類・分類を理解して、愛車選びに役立てましょう。
本記事は、2016年5月20日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。