西伊豆スカイラインとは?魅力や料金、アクセス方法を紹介
西伊豆スカイラインは、西伊豆の大パノラマを堪能できる人気の道路です。交通量が少なく道もゆるやかなため、絶景を堪能しながら快走することができます。ここでしか見られない景色も多く、ツーリング好きなら一度は訪れてみたいスポットといえるでしょう。
西伊豆スカイラインとは?

西伊豆スカイラインは、静岡県伊豆市の戸田峠から土肥峠までをつなぐ、全長10.8辧標高800~900mのワインディングロードです。コースのほとんどが尾根伝いになるため開放感があり、空、山、海を見渡せる絶景ラインとして人気があります。
途中には達磨山や伽藍山もあり、展望台に立ち寄れば駿河湾を一望することも可能です。冬から春先にかけては空気が澄んでいるため、富士山を眺めながらツーリングができます。
西伊豆スカイラインは全体的にアップダウンが多く、達磨山あたりまでは上りが続き、その先は下りが続きます。全体的に緩やかなカーブが続いていますが、所々にきつめのコーナーもあります。
とはいえ、伊豆スカイラインに比べ圧倒的に交通量が少なく、制限速度も全線40kmとなっているため、景色を堪能しながら快適に走れるコースとなっています。
また、西伊豆スカイラインの土肥峠からは西天城高原道路につながります。西伊豆スカイラインだけでは物足りない場合は、そのまま仁科峠までワインディングロードを楽しむことも可能です。
西伊豆スカイラインの魅力や見どころ
西伊豆スカイラインの魅力は、相模湾、駿河湾、富士山のすべてを眺められる点です。なかでも絶景ポイントとして有名なのが達磨山で、達磨山の山頂からは駿河湾と富士山の大パノラマが楽しめます。
また、遅い時間帯であれば、夕焼け空に浮かびあがる神秘的な黒冨士を見られるチャンスです。伽藍山の土肥駐車場は夜景スポットとして有名で、土肥の町並みをはじめ、静岡市、焼津市のパノラマ夜景を見ることができます。
ただし、西伊豆スカイラインは標高が高いため、路面の凍結には注意が必要です。大自然故に鹿も多く生息しており、特に夜間は鹿の飛び出しに気を付けましょう。
西伊豆スカイラインの料金
以前は有料でしたが、2004年からは無料で通行可能です。
西伊豆スカイラインの通行止め・封鎖期間は?
西伊豆スカイラインに冬季閉鎖はありません。しかし、比較的早い時期から路面が凍結するほか、台風や事故などで通行止めになる可能性もあるため、行く前に伊豆市観光情報サイトや伊豆市観光協会に確認しておくと安心です。
<伊豆市観光協会 伊豆市観光案内所>
西伊豆スカイラインへの行き方・おすすめルート
西伊豆スカイラインまでのアクセスは以下の通りです。
関西 / 関東 / 東北方面からのアクセス
アクセス目安時間:修繕寺道路 修繕寺ICから約20分
アクセス方法
下田市方面からのアクセス
アクセス目安時間:下田市役所から約1時間20分
アクセス方法
次に問い合わせ先をご紹介しましょう。
西伊豆スカイラインは約10.8kmの短い道路で、ショップなどはありません。道路状況の確認などは、基本的に静岡県道路公社が窓口になるでしょう。西伊豆スカイライン近くの観光名所などは、伊豆市役所や観光協会が窓口になります。
道中に休憩ができるスポットは以下の通りです。
西伊豆スカイラインの周辺駐車場
上記の通り、休憩は駐車場が主となるでしょう。戸田駐車場からは、達磨山の頂上へ迎えるルートがあります。15分程度で登頂することができるので、西伊豆スカイラインの思い出に登ってみるのも良いでしょう。標高が800m以上と高く、360°パノラマを楽しむことができます。富士山も望めるので、写真撮影スポットにもなるでしょう。
西伊豆スカイラインを走る場合、以下の注意点があります。
食事や喫茶をする場合は、戸田峠側の入り口から約1.5kmの場所に「だるま山高原レストハウス」がありますが、他には20kmほど先まで、売店やトイレがありません。そのため、ガソリンや飲食物がない状態で西伊豆スカイラインに向かうと、快適にドライビングを楽しめないでしょう。十分な準備をしてから向かうことをおすすめします。
西伊豆スカイラインの近くにある休憩スポットや食事スポットをご紹介します。
西伊豆スカイラインの周辺立ち寄りスポット
西伊豆スカイライン周辺の立ち寄りスポットは以下です。
達磨山
達磨山は、静岡県沼津市と伊豆市との境界にある982mの山です。山頂からは駿河湾と富士山の大パノラマが堪能できます。標高は比較的低めですが、周りに遮るものがないため、愛鷹連峰や箱根の山々、丹沢山塊、安倍山系、さらに南アルプスまで見渡すことが可能です。
また、富士山が見える展望台は複数ありますが、駿河湾と富士山の全容を見られるのは達磨山の山頂だけです。
西天城高原
標高750mの広々とした牧草地帯で、晴れた日には南アルプスや富士山が一望できます。乳牛が放牧されている大自然のなかには、駿河湾を一望できる牧場の家があり、そばやうどん、カレーなどの軽食をはじめ、牛乳たっぷりな濃厚ソフトクリームなどを食べることができます。
また、牧場の家は宿泊施設やバーベキュー施設も併設しており、友人や家族とゆっくり過ごすことも可能です。
<牧場の家>
だるま山高原レストハウス
ロッジやキャンプ場も併設した休憩スポットです。お土産コーナーやソフトクリームなどの売店もあり、甘味や食事を楽しむことができます。最も西伊豆スカイラインに近い休憩所なので、チェックポイントとして覚えておくと快適にツーリングをすることができるでしょう。
定休日は月によって違い、悪天候の場合は休みとなることがあるようです。
まとめ
賑やかな伊豆スカイラインとは対照的な西伊豆スカイラインですが、空と山の間を走り抜ける開放感やゆったりとした雰囲気、駿河湾と富士山の大パノラマなど、西伊豆スカイラインでしか体験できない魅力も満載です。現在は無料化され、誰でも気軽に楽しめるため、次の休日はぜひ西伊豆スカイラインに出掛けてみてはいかがでしょうか。
本記事は、2023年1月30日時点の情報です。記事内容(営業時間や定休日など)については変更となっている場合がございますので、訪問前にご自身でご確認頂きますようお願い致します。
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