メーターギアの故障?バイクのメーターが動かない場合の対処方法
バイクの走行中、スピードや回転数などの状態を知るために重要なのがメーター。しかし、故障をすると針が動かなかったり、元の位置に戻らなかったりするため、バイクの状態がわからず危険です。メーターが壊れる原因は、メーターギアの異常である可能性が考えられます。今回はメーターの故障についてご紹介しましょう。
メーターが動かず異音を発する原因
走行中に異音が発生して、メーターが動かなくなった場合、メーターの故障が考えられます。こういったメーターの異常には以下の原因があります。
メーターギアのグリスが切れると、メーターから音がするようになります。また、グリスが切れたまま走行しているとメタル焼き付きがおこり、針がぶれたり動かなくなったりしてしまいます。そして、メーターギアそのものの異常でもメーターは動かなくなります。もし、メーターギアそのものに異常がある場合は、交換をする必要がでてきます。
メーターの仕組みはどうなっている?

メーターは基本的に2種類に分けられます。
電気式では、点火プラグのパルスを検知して回転数を表示させます。一方、機械式では、タイヤの回転数で速度を表示します。機械式のものは以下で構成されています。
タイヤにつながったメーターギアでメーターケーブルを回転させ、メーター本体に現在の速度を表示させる仕組みです。タイヤに直接つながるメーターギアや、それにつながるギアケーブルに異常がみられると、正確に計測が行われないため、指針に異常が発生してしまいます。
メーターギア修理や交換する方法とは
メーターギアは、タイヤやチェーン部分に取り付けられています。取り外して中を確認し、グリスがなくなっていれば、グリスを塗りなおすことで修復できる場合もあるでしょう。しかし、中の部品が摩耗していた場合は交換が必要です。交換をするときは、ナットやギアケーブルとの接続部をしっかりと締めるようにします。
分解して再度取り付けるのが不安なときは、バイクショップで交換してもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年3月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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