バイクのECUの故障症状と修理方法
バイクや車はエンジンに負荷をかけないよう、ほとんどの車種にECUがつけられるようになりました。おかげで、エンジンの性能などを向上することができています。もし、ECUが故障してしまうと、バイクはどのようになってしまうのでしょうか。今回はECUについてご紹介しましょう。
ECUってなに!?仕組みや役割を知ろう!
ECUは「Engine control unit」の略で、エンジンをコントロールしているコンピューターの役割があります。運転をしている状況に合わせて、エンジンが最適の性能を出せるように調整してくれます。
ECUには以下を制御する仕組みがあります。
燃料を多く燃焼させることは、燃費が悪くなるだけでなく、環境に悪い排ガスを出すことにつながります。また、エンジンに負荷をかけてしまい、エンジンの性能を落としてしまう可能性があります。ECUは複雑なプログラムによって、エンジンを制御してエンジンの性能を適度に調整してくれます。

ECUが故障した!?症状や原因は何がある?
ECUが故障する症状はどういうモノがあるでしょうか。
ECUは車のエンジンだけでなく、故障診断もしています。壊れてしまうと故障に気がつかず、最悪の場合廃車になる可能性もあります。次に、ECUの故障の原因を見てみましょう。
ECUの故障は、基本的に電解コンデンサが原因とされています。電解液が染み出ると、周りの基盤や電子部品を腐食させて、基板全体が故障してしまう可能性があります。
ECUの修理・交換方法と修理費用
ECUを修理するには、以下の方法があります。
一般的には交換が主流となっており、新品や中古品、既製品のECUと交換します。バイクが古く、バイクに合うECUがない場合はコンデンサを交換するなど、直接修理を行う業者もいます。
ECUの交換はセルフで行うのは難しいとされています。修理や交換をするときは、専門業者にお願いするようにしましょう。ECUの修理料金は2万円台~十数万円程度になる可能性があります。事前に見積もりを出してから、修理を依頼するようにしましょう。
まとめ
本記事は、2018年3月15日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。