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バイクのブレーキローターの交換時期は?交換方法やかかる費用を解説

「ブレーキをかけた際にキーキー異音がする」「走行中にシャーといった異音がする」といった症状が現れたら、そろそろブレーキローターの交換時期かもしれません。
ブレーキローターの交換時期はいつなのか、交換にはいくらかかるのか、知りたいという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、「バイクのブレーキローターの交換時期や交換方法、かかる費用」について解説していきます。

ブレーキローターの交換時期

ブレーキローターは走行すればするほど摩耗していく部品であるため、交換時期としては走行距離5万kmを目安にすると良いでしょう。目視確認をおこない、ブレーキローターに傷があったり、薄くなっていたりする場合も交換するようにしてください。また、直接雨が当たる場所でバイクを保管している場合は、ブレーキローターが錆びてしまうこともあるので注意が必要です。

シグナスX フロントブレーキパッド、ブレーキローター、ブレーキフルード交換

出典元:シグナスX フロントブレーキパッド、ブレーキローター、ブレーキフルード交換

ブレーキローターの正確な交換時期を知る方法もあります。
バイクの横からブレーキローターを覗き込むと、「MIN.TH.4.5mm」などの刻印が見え、ブレーキローターがブレーキパッドとの摩擦によって厚さが4.5mm以下になったら交換時期であることが記されています。

ブレーキローターはバイクの効きに関わる非常に重要な部品です。日頃から傷や歪みなどを定期的に点検し、問題があった場合にはショップや専門店に依頼するなどの対応が必要となります。

ブレーキローターの交換費用

ブレーキローターの交換費用

ブレーキローターの交換費用と、自分で交換することは可能かどうか、以下で解説していきます。

ブレーキローターの交換工賃

バイクショップにブレーキローターの交換を依頼した場合、部品代が後輪で7,000円~、前輪は1万円~で、工賃は一つのブレーキローターにつき3,000~4,000円程度です。どういった部品を選ぶかや、バイクショップによって多少変わりますが、合計で2万円~が相場となります。

ブレーキローターが交換時期になっていると、同時にブレーキパッドの交換をすすめられることもあります。同時に交換する場合には、ブレーキパッドの部品代(1枚2,000~6,000円)と交換工賃(約5,000円)が必要です。

ブレーキローターの交換作業実績一覧はこちら

自分で交換した場合にかかる費用

ブレーキローター交換を自分でおこなう場合、工賃がかからず部品代だけで済むので1万7,000円程度で交換できます。しかし、ブレーキローターはブレーキの効きにも関わる重要な部品なので、交換作業に自信がない方は安全安心な走行のためにバイクショップなどの専門店にお任せするのがおすすめです。

ブレーキローターの交換方法

ブレーキローターを自分で交換すると工賃の節約にもなりますが、取り付けミスによって事故につながる可能性もあるため、必ず正確に取り付けなければいけません。

<ブレーキローターの交換手順>

  1. ブレーキキャリパーを外す
  2. アクスルシャフトを外す
  3. ホイールを外す
  4. ローターボルトを外してディスクを取り外す
  5. ホイールハブを掃除する
  6. ブレーキローターを取り付けてローターボルトを締める
  7. 取り外したのと逆順にホイール、アスクルシャフト、ブレーキキャリパーを取り付ける

ホイールを外して作業するときには、傷が付かないように毛布やダンボールの上置きましょう。
ホイールハブは、汚れが溜まると「ゴロゴロ」とした手応えで回転するようになってしまうため、一緒に掃除することをおすすめします。そこで、ホイールを外す際にパーツクリーナなどで汚れを洗浄し、グリスアップしましょう。

フロントフォークへタイヤを取り付ける際には、ブレーキパッドの隙間を前もって広げておくとスムーズに取り付けることができます。また、工程の途中、スピードギヤのワイヤーを取り外す必要があります。ワイヤーの取り回しは非常に重要で、きちんと取り付けられていないとメーターのブレや、ワイヤーの切断にもなりかねませんので十分注意してください。

まとめ

今回はブレーキローターの交換時期や交換方法、かかる費用について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?ブレーキローターはバイクを安全に走行させるためも非常に重要な部品です。ブレーキローターが故障してしまうと、走行中にブレーキが効かなくなって事故を起こしてしまうこともあります。

事故を起こさないためにも、ブレーキローターの交換時期の目安である走行距離のほか、異音がしていないかもチェックしておきましょう。もし、交換時期が迫っていたり、異音がしたりする場合は早急にショップや専門店に整備を依頼することをおすすめします。

本記事は、2020年5月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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