バイクがガス欠に！対処方法まとめ
通勤、通学、レジャーとさまざまなシーンで活躍するバイク。便利さゆえに「基本の移動手段はバイク」という方もいるかもしれませんが、走行するうえで気を付けたいのがガス欠です。万が一ガス欠になった場合は、正しい対処方法を知っておくだけでも落ち着いて行動できます。
この記事では、バイクがガス欠になってしまった場合の対処方法についてご紹介します。
バイクがガス欠を起こしたら
走行中、ガス欠でバイクが止まってしまったら、次のような対処を行いましょう。
まずはバイクを安全なところに避難！
目の前にガソリンスタンドがある場合はバイクを押して行けば問題ありませんが、走行中にガス欠をすることも少なくありません。止まってしまった場所が車道だった場合、二次被害を抑えるためにもすぐに道路脇など安全な場所に移動しましょう。その際、センタースタンドやサイドスタンドがなるべく安定して立てられる場所でないと、転倒の恐れがあるため注意してください。
実はガス欠じゃないかも？
走行中のエンジン停止は、ガス欠だけが原因とは限りません。ガス欠以外でエンジンが停止してしまう原因には、以下のような状況が考えられます。
このため、予期せずエンジンが止まってしまった場合は何度もセルを回さず、落ち着いて原因を探りましょう。単なるガス欠だった場合、リザーブタンクを積んだキャブレター車ならば、ガソリンコックをリザーブに切り替えることでリザーブ内のガソリン分だけ再度走行できます。
原因がわからないままセルを回し続けてしまうと、キャブレター車、インジェクション車ともにバッテリーが上がる可能性があるため注意しましょう。
仲間がいれば連絡を！
複数人でマスツーリングを楽しんでいる場合、信号などで距離が離れてしまっても道に迷うことがないよう、あらかじめ途中の休憩ポイントや目的地を決めておくと安心です。目的地に着く前にガス欠で走行が困難となってしまった場合、道中で待機している仲間に連絡を入れておくことで駆けつけてくれるでしょう。自分の代わりにガソリンを調達してきてもらうか、仲間のガソリンを分けてもらうことでガソリンスタンドまでの距離をしのぎましょう。
ガソリンスタンドを検索
通勤、通学、ソロツーリングなどでガス欠をしてしまった場合、まずスマートフォンなどで近くのガソリンスタンドを探しましょう。この際、ガソリンスタンドの所在地がバイクを運べない距離にあるかもしれません。その際はガソリンスタンドに連絡を入れ、携行缶の貸し出しや携行缶での購入が可能かどうか確認しましょう。
※2020年2月1日より、携行缶を使ったガソリン購入に以下の省令が施行されています。
最終手段のロードサービス
「夜中にガス欠になってしまった」「24時間営業のガソリンスタンドが近くに見当たらない」「知り合いに連絡がつかない」といった場合、最終手段としてロードサービスを要請する必要があります。会員制のロードサービスしかない場合は非会員の料金がかかるため、事前に費用の確認をしておくと安心です。
また、加入している任意保険のプランなどによりロードサービスが付帯しているケースもあります。いざというときのために、加入している保険のプラン内容を確認しておきましょう。
ホースがあればガソリンを分けてもらえる
出先でガス欠に見舞われてしまった場合、「ガソリンスタンドに行く」「携行缶でガソリンを購入する」以外にも、仲間や通りすがりの人からサイフォンの原理でガソリンを分けてもらうことが可能です。
サイフォンの原理とは、高低差のある容器を管で繋いだ際に、容器内の水分が同じ水位になろうとする現象をいいます。相手のガソリンタンクから自分のバイクタンクまで届く長さの耐油ホースが準備できれば、サイフォンの原理を利用して以下の手順でガソリンを分けてもらいましょう。
まとめ
ガス欠の対策方法を簡単におさらいしましょう。
本記事は、2020年2月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
最新記事一覧
おすすめサービス紹介
バイク整備店・カスタム店を探しているあなたにおすすめ！全国約2,000の加盟店から、あなたにぴったりなお店をお探しいただけます。
プロが書く、豊富な作業実績からカスタム例や作業例を見つけることが出来るかも！？
この機会に是非ご利用ください！
カテゴリ一覧
