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バイクからオイル漏れ!?原因と対策を徹底解説!

エンジンオイルが滲んでいたり、地面にオイルの染みが広がっていたりした場合、バイクのオイル漏れが疑われます。なぜいきなりオイルが漏れだしたのか、放置するとどうなるのかと疑問に思うでしょう。このページでは、オイル漏れの原因と対策について解説していきます。

オイルはどこから漏れているか

まずは、オイルがどこから漏れているのかを突き止めましょう。一般的にオイル漏れが発生しやすい箇所は、以下の6箇所です。

  1. ヘッドカバーの継ぎ目
  2. エンジン側スプロケットの辺り(オイルシール)
  3. オイルドレンボルト
  4. オイルフィルター
  5. ステーターコイルのグロメット
  6. シリンダーのベース部分

状況によってはこれ以外にも漏れるポイントがあるかもしれません。自分のバイクをよく観察し、どこからオイルが漏れているのかを正確に把握しましょう。もし分からない場合は、バイクショップに持ち込むのが得策です。

オイル漏れの原因と対策は?

オイル漏れの原因と対策は?

ここからは、上記のオイル漏れしやすい6箇所のオイル漏れの原因と対策を解説していきます。

    ヘッドカバーの継ぎ目

    ヘッドカバーとシリンダーの継ぎ目からオイル漏れしている場合、ゴム製のガスケットが劣化していることが原因として考えられます。ガスケットを交換することで修理が可能です。

    エンジン側スプロケットの辺り(オイルシール)

    エンジン側のスプロケット付近からオイルが漏れている場合、スプロケットの軸であるドライブアクスルシャフトのオイルシールが劣化している可能性が高いです。この場合、オイルシールを交換すればオイル漏れは収まるでしょう。

    オイルドレンボルト

    エンジンオイルの排出口であるドレンボルトからオイルが漏れている場合、締め付け不良やドレンワッシャの使い回しが原因であることが多いです。緩んでいる場合は増し締めをすればオイル漏れは収まります。ドレンボルトのワッシャは潰れることで密閉性を保つので、使い回すと密閉性を保てずにオイル漏れを引き起こします。新品に交換しましょう。

    オイルフィルター

    オイルフィルターからオイルが漏れている場合、接触面のOリングが劣化しているか組み付け時にオイルをOリングに塗布しなかったことが原因でオイルが漏れすることがあります。説明書を読み指定の取り付け方で再度取り付けましょう。それでもダメな場合はオイルフィルターを新品に交換するのも手です。

    ステーターコイルのグロメット

    クランクケースから出ているステーターコイルの配線部にオイル漏れを防ぐためにゴム製のグロメットが取り付けられています。ここが劣化するとオイル漏れを起こすことがあるので、傷んでいれば交換が必要です。

    シリンダーのベース部分

    エンジンブロックとシリンダーの継ぎ目からオイルが漏れている場合、劣化や異常によりガスケットが吹き抜けている可能性があります。修理するにはガスケット交換が必要ですが、シリンダーを取り外すのは難易度が高いためバイクショップへ依頼することをおすすめします。

オイル漏れを放置するとどうなる?

オイル漏れは早急に治すべきですが、もし放置しているとどうなるのでしょうか?度合いにもよりますが、滲む程度であれば緊急性は低いです。しかし、ポタポタと垂れているようなら要注意です。エンジン焼き付きのリスクが非常に高くなります。また、公道を走行中にオイルを撒いてしまうと周りにも危険なため、早急に修理してください。

まとめ

  • オイルが漏れやすい箇所は6箇所。特に自分でオイル交換をした後はドレンボルトやオイルフィルターからオイルが漏れをすることがある
  • オイル漏れの原因のほとんどはパッキンの劣化によるもの。交換することで症状は治まる
  • 滲む程度であれば緊急性が低いが、ポタポタと垂れるようなら早急に修理する必要がある

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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