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バイクのバッテリーはどれくらい走行すれば充電できる?

一般的に“充電”と聞くと、コンセントにケーブルをつないで放置する方法をイメージしますが、バイクの場合は走行中にバッテリーの充電ができることをご存知でしたか?

実は、バイクのバッテリーはコンセントにつないで充電する方法以外にも、走行することによる充電が可能です。そこでふと、「走行するということはエンジンが回れば良いのだから、アイドリングでもバッテリーの充電ができるのでは?」と思われるかもしれませんが、それでは十分な充電ができないことも。

そこで本記事では、バイクのバッテリーがなぜ走行することで充電できるのか、ということから、充電に必要な走行距離や時間、充電できないときの対処法までご紹介します。バイクユーザーは、是非チェックしてみてください。

バイクのバッテリーはなぜ走行中に充電できる?

前述のように、バイクのバッテリーは走行中に充電することが可能です。バイクにはオルタネーター(発電機)が内蔵されており、エンジンの回転を交流電気に変換しています。その電気をレギュレーターによって直流電気に換え、バッテリーに充電しているので、走行中は常に充電器につながれているのと同じ状態だと考えて良いでしょう。

バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行距離・時間は?

バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行距離・時間は?

バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行時間は約30分、時速60㎞で換算すると、約30㎞走行すれば充電されると言われています。実は、エンジンをかけてからすぐ、バッテリーに電圧はかかりますが、充電されるのは電圧をかけてバッテリーが温まってから。つまり、走り始めて10分ほどは充電されていません。

もちろん、ツーリングか街乗りかなどの走り方によっても充電のされ具合は異なりますが、基本的には30分以上走行しておけば、問題なく充電できるでしょう。

ここで疑問に思うのが「アイドリングでもバッテリーは充電できるのは?」という点。上述したように、バイクのバッテリーが充電されるのにはエンジンの回転が必要です。つまり、アイドリングでも数値上発電はできています。しかし、アイドリングだけだと充電するのに十分な電圧に達さず、充電できていても微々たる量にしかならないことが多いです。このことから、アイドリングでバイクのバッテリーを充電しようとするのは難しいと言えるので、走行するか充電器を利用してバッテリーの充電を行いましょう。

バイクを走行してもバッテリーが充電できない時の対処法は?

バイクは走行中に充電可能と述べましたが、いくら走行しても充電できないことがあります。そういったトラブルの主な原因は、以下の2つ。

バッテリー自体が悪くなっている

長期間運転しないなど、バッテリーを動かさない期間が長いとバッテリーは悪くなります。

レギュレーターの故障

オルタネーターで発電した交流電気を直流電気に整流する部分が故障している可能性もあります。

バッテリー自体が悪くなっている場合は、バッテリーごと交換を。レギュレーターが故障している場合は、修理が必要です。

どちらが原因かを確認するには、まずは充電器でバッテリーを充電してからエンジンを始動し、電圧計がどのように変化するかを見てみましょう。電圧が下がればバッテリーが、上がればレギュレーターが原因です。

まとめ

  • バイクのバッテリーは、30分以上走行することによって充電することが可能
  • アイドリングだけではバイクのバッテリーは充電できない
  • バイクを30分以上走行してもバッテリーが充電できないときは、バッテリーそのものかレギュレーターの故障が原因であることが多い

本記事は、2019年3月26日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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