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バイクのブレーキがスカスカな原因と解消方法

運転中、急にブレーキがスカスカになると、ブレーキのフィーリングが変わってしまい、危険もともなうため走行を続けることができません。ブレーキのフィーリングが変わる原因として、ブレーキに関わるパーツに不具合があることが考えられます。今回は、ブレーキトラブルの原因や解消方法についてご紹介しましょう。

ブレーキがスカスカになる原因

ブレーキを握った感覚が弱い原因には以下のようなものがあります。

  • 遊びが多い
  • ブレーキフルードにエアが入っている
  • ブレーキフルードが劣化している
  • マスターシリンダー側のピストンシールの劣化
  • シリンダーの摩耗
  • レバーの曲がり など

ブレーキの遊びが多かったり、レバーが曲がっていたりすると、ブレーキはかかりますがフィーリングがスカスカになります。また、ブレーキフルードに異常がある場合も同様です。上記の原因があることで、以下のような症状がみられるようになるでしょう。

  • 思いっきりレバーを握るとグリップについてしまう
  • 何回かレバーを握るとフィーリングが戻る
  • ブレーキがかからない
  • ブレーキのかかりが弱い など

異常を感じた場合は早めに対処しなければ、正確にブレーキをかけられなくなってしまいます。

ブレーキのスカスカを解消する方法

ブレーキのスカスカを解消する方法

症状を改善するには、スカスカの原因を特定して対処する必要があります。

遊びが多い

ブレーキがワイヤー式の場合、ワイヤー調整が必要になります。伸びきっている場合はワイヤー交換を行いましょう。

ブレーキフルードのエア混入や異常

ブレーキフルードに水分が含まれていると、高速走行や坂道でブレーキを多用したときに、フルード内に気泡ができてしまう現象が起こります。エア抜きを行う方法は以下の通りです。

エア抜き手順

  1. ブレーキレバーを握る
  2. レバーを一定に保ちながらブリーザーを軽く緩める
  3. ブレーキレバーを適度な位置まで握ってエアを出し切る
  4. レバーを保ったままブリーザーを締める
  5. スカスカした感じが抜けるまでレバーを何回か握る
  6. フルードが足りないようなら足す
  7. エアが出た場合は1から作業を繰り返す
  8. エアが出なくなりフィーリングが戻れば完了

パーツの不具合

ピストンシールなどの劣化やレバーの曲がりがある場合は、パーツを新しいものに交換しましょう。

以上のように、原因を突き止めて、適切な対処を行う必要があります。もし、原因の特定が難しい場合は、バイクショップに点検を依頼しましょう。

まとめ

  • ブレーキレバーが曲がっていたりブレーキフルードに異常があったりするとブレーキがスカスカになる
  • ブレーキの遊びやレバーの異常があった場合はパーツ交換やメンテナンスで改善できる
  • ブレーキフルードにエアが混入している場合はエア抜きを行う
  • 原因がわからない場合はバイクショップに点検してもらう

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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