2018.12.26 up
カテゴリ:バイクを維持する
バイクのブレーキがスカスカな原因と解消方法
運転中、急にブレーキがスカスカになると、ブレーキのフィーリングが変わってしまい、危険もともなうため走行を続けることができません。ブレーキのフィーリングが変わる原因として、ブレーキに関わるパーツに不具合があることが考えられます。今回は、ブレーキトラブルの原因や解消方法についてご紹介しましょう。
ブレーキがスカスカになる原因
ブレーキを握った感覚が弱い原因には以下のようなものがあります。
ブレーキの遊びが多かったり、レバーが曲がっていたりすると、ブレーキはかかりますがフィーリングがスカスカになります。また、ブレーキフルードに異常がある場合も同様です。上記の原因があることで、以下のような症状がみられるようになるでしょう。
異常を感じた場合は早めに対処しなければ、正確にブレーキをかけられなくなってしまいます。
ブレーキのスカスカを解消する方法

症状を改善するには、スカスカの原因を特定して対処する必要があります。
遊びが多い
ブレーキがワイヤー式の場合、ワイヤー調整が必要になります。伸びきっている場合はワイヤー交換を行いましょう。
ブレーキフルードのエア混入や異常
ブレーキフルードに水分が含まれていると、高速走行や坂道でブレーキを多用したときに、フルード内に気泡ができてしまう現象が起こります。エア抜きを行う方法は以下の通りです。
エア抜き手順
パーツの不具合
ピストンシールなどの劣化やレバーの曲がりがある場合は、パーツを新しいものに交換しましょう。
以上のように、原因を突き止めて、適切な対処を行う必要があります。もし、原因の特定が難しい場合は、バイクショップに点検を依頼しましょう。
まとめ
本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。