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バイクのスプロケットの洗浄・清掃方法

駆動系で重要なパーツの一つであるスプロケット。チェーンをかましているため、なかなか掃除がしにくい箇所でもあり、奇麗にするのにも分解自体が面倒なパーツです。しかし、汚れを放置しておくと、スムーズな走行ができなくなってしまうでしょう。そこで今回は、スプロケットの清掃方法についてご紹介しましょう。

スプロケットが汚れる原因

スプロケットが汚れる原因は、以下のようなものです。

  • スプロケットとチェーンがこすれて出た鉄粉
  • 走行中についたホコリや砂 など

一番の汚れの原因は、スプロケットとチェーンのこすれによって発生する鉄粉です。鉄粉がチェーンオイルに混ざり、スプロケットに黒い汚れとなってはりつきます。また、スプロケットがむき出しになっているモデルも多いため、汚れているスプロケットに、更に走行中の砂やホコリがついてしまうことがあります。汚れがついたままだと、以下の状態を引き起こします。

  • チェーンやスプロケットがさびる
  • 燃費の低下
  • 見た目が悪くなる など

汚れに含まれる鉄粉によって、スプロケットやチェーンが傷ついてしまう可能性があります。また、汚れているスプロケットやチェーンは、手で押したときに違いがわかる位、抵抗がかかり動きがにぶくなり、燃費の低下につながります。また、黒い汚れが見えるので、バイクの見た目にも影響するでしょう。

スプロケットの洗浄方法

スプロケットの洗浄方法

スプロケットの洗浄方法は2種類あります。

スプロケットを分解しない方法

用意するもの

  • チェーンディグリーザー または 中性洗剤
  • ウエス

作業手順

  1. バイクをセンタースタンドに置いて車輪を浮かせる
  2. ウエスにチェーンディグリーザーを含ませる
  3. 車輪を回しながらウエスでスプロケットを拭いていく
  4. 水拭きでチェーンディグリーザーが残らないように拭き取る

注意点

  • 走らせた後はスプロケットが温まっており汚れを落としやすい のでおすすめ
  • チェーンディグリーザーは直接吹きかけない
  • グリスが使われている部分にかかった場合は分解してグリスアップする必要がでてくる

チェーンディグリーザーは強力な洗剤で、グリスが塗ってある部分にかかるとグリスを落としてしまいます。そのため、他の部分にかからないように注意しながら作業する必要があるでしょう。

スプロケットを分解洗浄する方法

用意するもの

  • チェーンディグリーザー
  • ウエス
  • 分解工具
  • 歯ブラシ

作業手順

  1. スプロケットを分解して取り外す
  2. チェーンディグリーザーを使い、汚れを洗浄する
  3. 汚れがひどい場所は歯ブラシでこする
  4. 水でチェーンディグリーザーを落とす

スプロケットやチェーンは灯油やパーツクリーナーでも洗浄が可能です。自分で作業するのが難しい場合は、バイクショップに依頼しましょう。

まとめ

  • スプロケットの汚れはチェーンとスプロケットからでた鉄粉や走行中のホコリなどが原因
  • 汚れの放置で見た目が悪くなったり燃費が低下したりする
  • 分解せずに手作業で汚れを拭き取る方法がある

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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