バイクのスプロケットの洗浄・清掃方法
駆動系で重要なパーツの一つであるスプロケット。チェーンをかましているため、なかなか掃除がしにくい箇所でもあり、奇麗にするのにも分解自体が面倒なパーツです。しかし、汚れを放置しておくと、スムーズな走行ができなくなってしまうでしょう。そこで今回は、スプロケットの清掃方法についてご紹介しましょう。
スプロケットが汚れる原因
スプロケットが汚れる原因は、以下のようなものです。
一番の汚れの原因は、スプロケットとチェーンのこすれによって発生する鉄粉です。鉄粉がチェーンオイルに混ざり、スプロケットに黒い汚れとなってはりつきます。また、スプロケットがむき出しになっているモデルも多いため、汚れているスプロケットに、更に走行中の砂やホコリがついてしまうことがあります。汚れがついたままだと、以下の状態を引き起こします。
汚れに含まれる鉄粉によって、スプロケットやチェーンが傷ついてしまう可能性があります。また、汚れているスプロケットやチェーンは、手で押したときに違いがわかる位、抵抗がかかり動きがにぶくなり、燃費の低下につながります。また、黒い汚れが見えるので、バイクの見た目にも影響するでしょう。
スプロケットの洗浄方法

スプロケットの洗浄方法は2種類あります。
スプロケットを分解しない方法
用意するもの
作業手順
注意点
チェーンディグリーザーは強力な洗剤で、グリスが塗ってある部分にかかるとグリスを落としてしまいます。そのため、他の部分にかからないように注意しながら作業する必要があるでしょう。
スプロケットを分解洗浄する方法
用意するもの
作業手順
スプロケットやチェーンは灯油やパーツクリーナーでも洗浄が可能です。自分で作業するのが難しい場合は、バイクショップに依頼しましょう。
まとめ
本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。