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バイクのマフラーの耐熱塗装方法や料金

バイクのパーツの中でも、マフラーは高温になりやすいパーツで、乗っていると変色や腐食が進んでいきます。社外品マフラーの中には、その変色を楽しむものもありますが、劣化を防ぐためには耐熱塗装方法を知っておく必要があります。そこで今回は、耐熱塗装方法についてご説明します。

マフラーの耐熱塗装によるコーティングとは?

マフラーの耐熱塗装とは、高温になるマフラーに耐熱性のあるコーティング剤を塗布することです。通常のコーティング剤では、熱により塗装がはげてしまうため、コーティングの作用が期待できませんが、耐熱塗料を使うことで塗装ははがれにくくなります。
塗料を選ぶときは、以下の素材がおすすめです。

  • ガラス
  • シリコン など

耐熱性が高いほど、コーティング効果を維持できるでしょう。

耐熱塗装のメリット・デメリット

耐熱塗装のメリット・デメリット

マフラーに耐熱塗装をすることで、以下のメリットがあります。

メリット

  • マフラーの劣化を抑制する
  • さびや腐食の防止
  • さびているマフラーの補修
  • マフラーの耐水や防水作用
  • 傷の防止や補修
  • ツヤ出し

マフラーは高温になり、外気に触れたり雨水にさらされたりすることで、さびやすくなります。耐熱塗装をして表面をコーティングすれば、マフラーの金属は外気や雨水と接触することがなくなるため、結果として、マフラーの劣化を抑制することにつながります。次にデメリットを確認しておきましょう。

デメリット

  • 施工時にマフラーを外したり磨いたりする必要があり手間がかかる
  • 施工技術が難しい
  • 耐熱コーティング剤の選択が難しい

耐熱塗装するには高度な技術がいります。技術が未熟なまま塗装を行うと、塗装がすぐにはがれてしまうためです。技術面は施工を続けることで身に付くので、丁寧に作業を行い、根気よく塗装を行っていきましょう。

耐熱塗装の方法や料金、費用

耐熱塗装は以下の方法で行います。

必要なもの

  • 耐熱塗料
  • 脱脂剤
  • ヤスリやコンパウンド
  • パーツクリーナー
  • 清掃用雑巾
  • マスキングテープ

塗装手順

  1. マフラーをバイクから取り外す
  2. マフラーのさびや汚れをヤスリやコンパウンド、パーツクリーナーを使って取り除く
  3. ガスケットが入る部分など塗装しない場所にマスキングテープをはる
  4. 塗装する面に脱脂剤を塗る
  5. 表面を乾かした後に耐熱塗料を約3回に分けて塗布する
  6. 十分に乾燥させる
  7. マフラーを取り付けてエンジンをかけて1時間ほど焼き付けを行う

注意点

  • さびや汚れを取り除かなければ塗装がはがれやすくなってしまう
  • マフラーの腐食が激しい場合はバイクショップに相談するかマフラーの交換が望ましい
  • 焼き付けによって塗料が硬化してくれるものがあるので十分に行う

耐熱塗装を行っている業者のなかには、専用の窯にいれて焼き付けの施工を行い、熱に負けず落ちにくい塗装を行っているところもあります。自分での施工が不安な場合は、塗装を行っているバイクショップや施工業者を探してみましょう。

まとめ

  • マフラーの耐熱塗装によってさびや腐食を抑制できる
  • マフラーの耐熱塗装は施工が難しい
  • 塗装時はさび取りや清掃、脱脂をしっかりと行う
  • 焼き付けを行うことで塗装が硬化する塗料もあることを覚えておく
  • セルフでの施工が難しい場合は耐熱塗装を行っている業者を探す

本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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