バイクのマフラーの耐熱塗装方法や料金
バイクのパーツの中でも、マフラーは高温になりやすいパーツで、乗っていると変色や腐食が進んでいきます。社外品マフラーの中には、その変色を楽しむものもありますが、劣化を防ぐためには耐熱塗装方法を知っておく必要があります。そこで今回は、耐熱塗装方法についてご説明します。
マフラーの耐熱塗装によるコーティングとは?
マフラーの耐熱塗装とは、高温になるマフラーに耐熱性のあるコーティング剤を塗布することです。通常のコーティング剤では、熱により塗装がはげてしまうため、コーティングの作用が期待できませんが、耐熱塗料を使うことで塗装ははがれにくくなります。
塗料を選ぶときは、以下の素材がおすすめです。
耐熱性が高いほど、コーティング効果を維持できるでしょう。
耐熱塗装のメリット・デメリット

マフラーに耐熱塗装をすることで、以下のメリットがあります。
メリット
マフラーは高温になり、外気に触れたり雨水にさらされたりすることで、さびやすくなります。耐熱塗装をして表面をコーティングすれば、マフラーの金属は外気や雨水と接触することがなくなるため、結果として、マフラーの劣化を抑制することにつながります。次にデメリットを確認しておきましょう。
デメリット
耐熱塗装するには高度な技術がいります。技術が未熟なまま塗装を行うと、塗装がすぐにはがれてしまうためです。技術面は施工を続けることで身に付くので、丁寧に作業を行い、根気よく塗装を行っていきましょう。
耐熱塗装の方法や料金、費用
耐熱塗装は以下の方法で行います。
必要なもの
塗装手順
注意点
耐熱塗装を行っている業者のなかには、専用の窯にいれて焼き付けの施工を行い、熱に負けず落ちにくい塗装を行っているところもあります。自分での施工が不安な場合は、塗装を行っているバイクショップや施工業者を探してみましょう。
まとめ
本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。