バイクシートのカビは何故できる?原因と落とし方を紹介
ちゃんと保管しておいたはずのバイクシートにカビが生えていた経験はありませんか。また、シートの表面は大丈夫なのに、裏側に白いカビが生えていることもあります。ここでは、カビが発生する原因や清掃の方法についてご紹介しましょう。
バイクシートのカビは何故できるのか
バイクシートにカビが発生する理由には以下のものがあります。
湿度
湿度が70%以上になると、カビが発生しやすくなります。湿度が高い梅雨時期や、防水シートを被せたままバイクを外に放置している場合などは、通気性の悪いシート内やシートの裏側の湿度が高くなってしまうため、カビが発生しやすくなります。
温度
カビは25℃~28℃で活発に活動します。外気温が高い夏期や、温度が変わりにくいガレージで保管している場合などは、カビが繁殖する可能性があります。
栄養素
バイクに乗ったときについた汚れやホコリなどを栄養素として、カビは繁殖します。そのため、保管前にシートをきれいにしておかないとカビは繁殖しやすくなるでしょう。
なお、保管中でもバイクシートを定期的にメンテナンスしないと、カビが発生するリスクが高まるので注意が必要です。
バイクシートのカビを落とすアイテム

カビ除去には以下の道具を用意しましょう。
ドラッグストアなどに売っているカビ取り剤を使えば、カビを除去することができます。また、ブリーチでも代用が可能です。カビが表面に付いているだけであれば、スポンジを使い表面を擦ることで、カビを除去できるでしょう。カビ取り剤を使用しないと、カビ菌などが残り、再度カビが発生してしまいます。カビ取り剤は強いアルカリ性で、手が荒れてしまうので、ビニール手袋を使用するのがおすすめです。また、エタノールはカビを除菌できるため、予防にも役立ちます。
バイクシートのカビの落とし方
カビを落とす手順は以下のとおりです。
カビがシートに根をはっていた場合、上からカビ取り剤を吹きかけるだけでは、再度カビが発生する可能性があります。この場合、数十分時間を置くことで、根元までカビを除去できます。また、最後にエタノール除菌剤をかけることで、カビの再発を予防できるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。