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バイク用リチウムイオンバッテリーのメリット・デメリット

バイクのバッテリーには、基本的に鉛バッテリーが使用されています。もし、バッテリーのカスタムをしたい場合、リチウムイオンバッテリーに変えることができますが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、リチウムイオンバッテリーの特徴を見ていきましょう。

リチウムイオンバッテリーのメリット

鉛バッテリーと比べた場合、リチウムイオンバッテリーには以下のメリットがあります。

  • 重量が軽い
  • 充電容量が大きいので小型化が可能
  • 充電しなくても長寿命
  • メンテナンスの手間が少ない

このように、鉛バッテリーに比べ、高性能であるという特徴をもっています。そのため、以下のような乗り方をしているバイカーにもおすすめできます。

  • 月に数回しか乗らない
  • バイクの軽量化をしたい
  • 電装系のカスタムを増やしたい など

鉛バッテリーよりも容量が多いため、バッテリー上がりのリスクが軽減されます。

リチウムイオンバッテリーのデメリット

リチウムイオンバッテリーのデメリット

メリットが多いリチウムイオンバッテリーですが、鉛バッテリーに比べ、劣る部分もあります。

  • 高価
  • 高温や低温に弱い
  • 過充電や過放電にとても敏感
  • 過電圧をかけるとトラブルが発生する可能性がある

リチウムイオンバッテリーは、バッテリー液内にレアメタルという金属が含まれるため、鉛バッテリーに比べると高価になってしまいます。また、温度変化にも弱いため、夏や冬は始動性が悪くなる可能性があります。一方、過充電や過放電がセルに影響を及ぼすこともあります。こういったデメリットをカバーしたリチウムイオンバッテリーも販売されていますが、やはり高価になってしまう傾向があります。

リチウムイオンバッテリーの充電方法

使用可能な充電器

  • 最大充電電圧14.8V以下の充電器
  • 電圧上昇機能がついていない充電器

注意点

  • 充電が完了した後は充電器をつなぎっぱなしにしない
  • 鉛バッテリー用の充電器は使用しない

リチウムイオンバッテリーの最適な電圧は14V位です。鉛バッテリー用の充電器を使用すると、過電圧になる可能性があります。過充電を防ぐプログラムが入っている充電器ならリスクを抑制できると思いますが、安全なモデルを選びたい場合は、バイクショップに相談してみてください。

まとめ

  • リチウムイオンバッテリーは軽量で長寿命などメリットが大きい
  • デメリットとして高価であることや温度に弱いことなどが挙げられる
  • リチウムイオンバッテリーの充電は14.8 V以下の充電器を使用し過充電をしないよう注意する

本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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