バイクのブレーキキャリパーの塗装方法
ブレーキキャリパーにペイントがしてあると、他のバイクとはひと味違ったドレスアップを楽しむことができます。しかし、塗装方法を知らずにペイントすると、すぐにはがれてしまい見た目が汚くなってしまいます。ここでは、ブレーキキャリパーの塗装方法について見ていきましょう。
上手く塗装できない原因とは?

ブレーキキャリパーの塗装が上手くいかない原因として、以下の2つが考えられます。
塗料が原因の場合
ブレーキキャリパーはブレーキを使用すると、触れられない程の高温になります。そのため、塗料が耐熱仕様でないと、熱によってはがれ落ちてしまいます。また、バイクの洗浄には水だけでなく、さまざまなケミカル剤を使用します。溶剤への耐性がないと、洗浄時に塗装がはがれてしまいます。
塗装作業自体が原因の場合
下準備が十分でない状態で作業を行うと、塗料に問題がなくても、塗装ははがれやすくなってしまいます。
ブレーキキャリパーを塗装する方法
セルフでブレーキキャリパーを塗装する場合、以下のポイントを押さえて塗料を準備しましょう。
ブレーキキャリパーに適した塗料
ある程度耐熱性に優れ、ブレーキキャリパーに適した塗料を選ぶのがベターです。次にブレーキキャリパーへの塗装方法を見てみましょう。
塗装手順
注意点
セルフで行う場合、裏側の塗装は手間がかかります。しかし、全て塗装することで、どこから見てもきれいな仕上がりになるでしょう。
業者に依頼する場合の工賃は?
きれいに塗装したい場合は、業者に頼むのが一番です。塗装の工賃の目安は以下の通りです。
バイクショップによって値段に差があるので、事前に見積もりを出してもらうことをおすすめします。また、ブレーキキャリパーの塗装は、ブレーキフルードに影響を与える可能性があるため、あまり推奨していないメーカーもあります。確実かつ安全に、塗装済みのブレーキキャリパーを取り付けたい場合は、専用品を購入することも視野に入れましょう。まずはバイクショップへ相談することをおすすめします。
まとめ
本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。