バイクのヘッドライトが暗すぎ、明るすぎ?車検に通るケルビン数の基準&チェック方法をご紹介!
「バイクのヘッドライトをカスタムしたい!」と考えるバイクユーザーは多いのではないでしょうか?しかし、安易にバイクのヘッドライトを変えると車検に通らなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
そこで本記事では、バイクのヘッドライトの車検に通るケルビン数の基準を徹底解説。ケルビン数の意味や、車検においてのチェック方法も併せてご紹介します。ヘッドライトをどうカスタムしたら良いかが気になっている方、車検を控えている方はぜひ参考にしてみてください。
バイクのヘッドライトのケルビン数とは?
そもそもケルビン数とは「色温度」と言われているもの。明るさの赤みや青みを表すもので、値が低くなればなるほど赤みを帯びた色に、値が大きくなればなるほど青みを帯びた色になります。
バイクのヘッドライトの場合、カラーバリエーションと言うとわかりやすいでしょう。ちなみに正午の太陽光が5000ケルビンとされているので、その色を基準に想像してみると良いかもしれません。
元々バイクにつけられているもので一般的なのは寿命の長いハロゲンバルブで、ケルビン数は6000ほど。最も視認性が高いと言われているケルビン数です。
バイクが車検に通るためのケルビン数の基準

極端に赤みを帯びていたり青みを帯びていると暗く感じられるので、事故を誘発する可能性があり、危険と見なされて車検には通りません。車検においてのヘッドライトのケルビン数に関する項目には、以下のように書かれています。
つまり、5000~6000ケルビンの白色が基本ではあるけれど、ケルビン数の規定範囲などは定められていないのです。そのため、車検を行う検査員によって、同じケルビン数であっても通る場合と通らない場合があるのが実情です。
検査員によっては通らない場合もありますが、3000~6500ケルビンの範囲に入っているのが1つの基準と考えておくと良いでしょう。
バイクのケルビン数の車検においてのチェック方法
上述した通り、車検においてバイクのケルビン数は検査員の目視でのチェックしかされません。ケルビン数が3000~6500の範囲内に収まっていれば車検に通るのが一般的ですが、万が一のリスクを考えると純正品にも多く使われている6000ケルビンのヘッドライトにしておくのが良いでしょう。ヘッドライトの商品説明欄には必ずケルビン数の記載があるので、チェックしてみてください。
なお、同じ6000ケルビンであっても紫がかっていたり緑がかっていたりすることもあります。基準で定められているのは「白色」なので、実際の色味も見て検討すると良いでしょう。
まとめ
本記事は、2019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。