バイクのホーンを交換・取り付けする方法とは？｜グーバイクマガジン -公式サイト-

保安基準にも定められているホーンですが、基準内ならば自分の好みの音にカスタムすることが可能です。しかし、ホーンを交換することで、なにかメリットがあるのでしょうか。今回は、バイクのホーンを交換するメリットや取り付け方法についてご紹介しましょう。

ホーンを交換するメリット

バイクのホーン交換には、以下のメリットがあります。

• ホーンの音を自分好みに変えられる
• 音量を保安基準内で変えることができる

バイクには初めから保安基準にのっとったホーンがついています。ホーンを変えたいと考えている人は、オリジナルのホーンに満足できず、音にこだわりたい人がカスタムする傾向があります。ホーンを変えるときに守る保安基準は以下の通りです。

車検の保安基準

• 音量は前方7ｍの位置で93db以上112db以下である必要がある
• 音色の変化や自動的に断続してはいけない
• 音色がサイレン　または　鐘ではない

設置方法などによって、車検に通らなくなる可能性もあるため、測定器がなければバイクショップで設置してもらうのがおすすめです。

ホーン交換・取り付けの方法

ホーンの交換や取り付け方法は、そこまで難しいものではありません。

用意するもの

• レンチ
• ソケット
• ホーン

取り付け方法

1. バイクのエンジンを切る
2. バイクに取り付けてあるホーンの配線を取り外す
3. ホーンのボルトを外す
4. 新しいホーンを取り付ける
5. ホーンの配線を組み込む
6. 音が鳴るかをチェックする

注意点

• アースがしっかりとれていないと音が鳴らないことがある
• ボディアースは塗装されていないボルトに取り付ける
• アンペアの違うホーンを使うと音が小さくなる
• ホーン本体が車体に触れていると音がこもる可能性がある
• 端子やゴムカバーに腐食があると音が鳴らない

ホーンを取り付けた後、どうしても音が鳴らなかったり、規定の音量が出なかったりするときは、バイクショップで点検してもらいましょう。

ホーン取り付け費用の目安

ホーンは以下の値段で販売されています。

• ホーン本体…300円～3,000円程度

また、バイクショップで依頼すると目安として以下の工賃がかかります。

• ホーン取り付け工賃…1,600円～6,500円程度

お店によって、ホーンの購入や買い取りなどで、工賃が変動する場合もあります。事前におおよその費用を確認しておくのが良いでしょう。

まとめ

• ホーンを交換すると、保安基準内で、音を自分好みの音色と音量に変えられる
• ホーンはレンチやソケットがあれば基本的に交換可能
• ホーンのアースが取り付けられていないと鳴らないトラブルが発生する
• ホーンはバイクショップで1,900円～9,500円程度で交換が可能

本記事は、2018年6月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。