バイク試乗レポート:マジェスティ
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試乗レポート ヤマハ マジェスティ

 ヤマハ マジェスティ

YCC-ATをはじめとする
独創的機構を多数取り入れ
新世代ビッグスクーターへと進化
変速機構と車体は群を抜く性能を誇る
YAMAHA MAJESTY
 ヤマハ250スクーター代表格のマジェスティが、99年秋以来となる、待望のフルモデルチェンジを受けた。
 変速機には新たに、電子制御のYCC-ATを採用。スムーズで燃費性能にも優れる「ドライブ」、より高めのエンジン回転数で走れる「アシストI」、この「I」にI-シフトアップ機能を織り込んだ「アシストII」と、3つの変速モードを選べるようになった。「アシストII」選択時は、素早くアクセルを開くとI-シフトアップが作動。一度シフトダウンした後に、自動で有段的にシフトアップしていく加速が味わえる。
 しかし、これだけならさほどスゴくはない。このニューマジェが秀逸なのは、どの変速モードでも作動する、I-シフトダウン機能を搭載している点だ。これは、ハンドル左のスイッチを押すと、エンジンの高回転を使用できるようになる機能。これにより、鋭い加速やエンジンブレーキを使った減速、リヤタイヤにトラクションを掛けた安心感の高い旋回を、いつでも簡単に行うことができた。
 いっぽう、車体も素晴らしい。全面刷新により、防振リンクを廃したエンジンユニット懸架機構や、ほぼ水平に寝かされたリヤモノクロスサスペンションなども採用。これらの相乗効果もあって、操縦安定性や剛性感、乗り心地のよさなどは、従来型……いや、既存のユニットスイング式ビッグスクーターとは比較にならないほど優れていた。
 新エンジンの出力はけっして高くはないが、非常に快適かつスポーティに乗れるモデルだ。
文=田宮 徹 写真=中村宏祐
YAMAHA MAJESTY カギの抜き差しが必要ない、スマートキーシステムも採用。ハンドル下のボタン操作で、メインスイッチのON/OFFなどが行なえる。
YAMAHA MAJESTY YAMAHA MAJESTY モード変更は右手側のモードスイッチ、I-シフトダウン作動は左手側のI-Sスイッチで行なう。慣れれば、操作はしやすい。
YAMAHA MAJESTY スリムかつシャープなデザインと、クツを選ばない快適な乗り心地を実現するため、後席用フットレストは可倒ステップ式とされた。
YAMAHA MAJESTY 国内スクーター初となるプロジェクターヘッドライト(ロービーム)を採用。ハイビーム時は、マルチリフレクター式を合わせた4眼点灯となる。
YAMAHA MAJESTY ライダー側だけでなく、タンデム側も開くことができるデュアルオープンシートを採用。収納部は、60L容量で前後長は107cmも!
YAMAHA MAJESTY フロントホイールは、先代が12インチだったのに対し、13インチへと大径化された。ブレーキは前後独立タイプで、ともにシングルディスク式だ。
YAMAHA MAJESTY
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2175×780×1185mm
シート高 700mm
乾燥重量 175kg
エンジン 水冷4ストロークSOHC 4バルブ単気筒
排気量 249cc
最高出力 14Kw(19ps)/6500rpm
最大トルク 22Nm(2.2kgm)/5000rpm
燃料タンク 12L
燃費 38km/L(60km/h定地走行)
タイヤサイズ F110/90-13 R140/70-12
価格 70万2450円
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