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ふたりとも過去の日本GPでは調子が良かっただけに期待したい!
現在、ふたりの日本人が最大排気量のMotoGPクラスに参戦している。ひとりは、甘いマスクで「王子」と呼ばれ、女性ファンに人気の中野真矢選手。昨年まで戦っていたカワサキを離れ、今年からホンダのマシンで走っている。もうひとりは、長年ホンダのマシンを走ってきた玉田誠選手。彼も中野選手同様に、今シーズンから古巣ホンダを離れ、新天地となるヤマハのマシンで世界を相手に戦っている。もっとも、ふたりともここしばらく厳しいレースが続いている状況だ。地元開催の日本グランプリだけに、サーキットを湧かせる、熱い走りをぜひとも期待したい! がんばれ、王子! たまやん! |
● 玉田 誠選手
1976年生まれ、愛媛県出身。2003年からMotoGPクラスに参戦している。2004年にはリオGPで初優勝をはたし、その年の日本GPではポールポジションから優勝している。あのときの走りを期待しているゾ! |
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● 中野真矢選手
1977年生まれ、千葉県出身。1999年からGPの250ccクラスにフル参戦。2001年から最高峰クラスで走っている。なおゼッケンの56は、彼の好きな「バリバリ伝説」の主人公が使用していたゼッケンだ。 |
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上位カテゴリーへのステップを考え、若手選手がしのぎを削る!
日本人がいちばん多く参戦しているのが、この250ccクラスだ。それだけに日本GPでの期待も高くなる。また、このクラスの特徴として、3クラスの中間で、上位クラスのライダーは将来MotoGPクラスへとステップアップすることが予想されるので、若手の選手がしのぎを削っており、過去、原田哲也選手、加藤大治郎選手といった名ライダーがタイトルを獲得している。ポイントランキングでは6位の青山博一選手を筆頭に、10位青山周平選手、12位高橋裕紀選手と善戦。将来のMotoGPクラスライダーがここから出ることも十分考えられる。ぜひともチェックしておきたい。 |
● 高橋裕紀選手
1984年生まれ、埼玉県出身。ポケバイレース出身で7歳から乗り始めた。2005年からGPの250ccクラスに参戦している。 |
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● 青山博一選手
1981年生まれ、千葉県出身。5歳でポケバイ、14歳でミニバイクレースを始める。2004年からGP250に参戦。青山周平は弟にあたる。 |
● 青山周平選手
1984年生まれ、千葉県出身。昨年よりGP250クラスに参戦している。兄はKTMで走っている青山博一。兄弟ともにレーサーだ。 |
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ランキング3位のノリにノッテいる小山選手
将来のMotoGPクラス参戦を目指す若手ライダーによって構成され、毎レースで、文字通り若さあふれるアグレッシブなライディングを見ることができる。 このクラスには、日本人ライダーとして唯一、小山知良選手がフル参戦している。これまでケガに泣かされて本来の実力を発揮し切れずにいたが、今年こその期待が高まっている。現在のポイントランキングは3位! ちなみに第7戦カタルニアGPでは念願の初優勝を飾り、その後も着実な走りでポイントを獲得。日本人選手のなかではいちばん表彰台が近いといえるだろう。 |
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● 小山知良選手
1983年生まれ、神奈川県出身。2005年よりGP125クラスに参戦。昨年は苦しいレースが続いていたが、今年からKTMに移籍、絶好調だ! |
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