バイク試乗レポート:デュービル
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試乗レポート ホンダ デュービル

 ホンダ デュービル

通勤に使える使い勝手のよさと
週末の遠乗りでの面白さ
そんな欲張りな望みをかなえる
派手さはなくても使えて、スポーティ
HONDA DEAUVILLE
 デュービルは98年の登場以降スペインで生産されてきたオールラウンダーである。身近な相棒として、日ごろは通勤に使い、週末はこれで遠くに足を伸ばす。派手さはなくとも、ヨーロッパで着実にファンを定着させてきたモデルなのだ。
 そして、この06年型は排気量を拡大、3バルブを4バルブとし、燃料噴射化された。また、ライポジやユーティリティにも改良の手が及んでいる。
 従来型よりもハンドル位置が30mm高くなったライポジは、さらに快適になった。上体はほぼ直立し、腕を伸ばした位置にハンドルがあり、体格も選ばない。足着き性も良好だ。
 52度Vツインは鼓動を奏でるも、派手なパンチはなく、スロットルを開けてもスムーズに速度を高めていくだけといった感じがしないでもない。でも、そのおかげで肩ヒジ張らず、楽に操ることができる。ハンドリングも、あくまでもおとなしい味つけがなされている。
 日ごろの足として使うバイクなのだから、これでいいのだ。変に面白さがあっても疲れるだけだ。とはいっても、それだけで終わらないのが、デュービルの人気の秘密なのだろう。
 エンジンは、高回転域に向ってトルクを立ち上がらせ、トルクとパワーのピークを明確に感じさせ、従来型にはなかったパンチがある。またコーナーでも、ミドルクラスVツインらしく、軽快に忠実に向きを変えていく。コントロールを堪能できて、スポーティなのだ。
ライダー・文=和歌山利宏 写真=ホンダ、和歌山利宏
HONDA DEAUVILLE スピーカーはオプションだが、取り付け位置は用意されている。速度対応で音量を自動調節し、当然、ウォータープルーフだ。
HONDA DEAUVILLE 新しく異形の縦置きマルチリフレクターヘッドライトを採用。クリアレンズのウィンカーはカウルサイドに埋め込まれる。
HONDA DEAUVILLE 標準のCBS仕様に加え、ABS仕様車が設定された。キャリパーは片押しの3ピストン式で、ディスク径はφ296mm。フロントフォークはφ41mmの正立型だ。
HONDA DEAUVILLE NTV650レブレをルーツとする水冷52度Vツインは、2mmのボアアップで排気量を拡大、4バルブ、燃料噴射化された。
HONDA DEAUVILLE シート高は8mm低くなった。だが、クッション材は10mm厚く、タンデム側も含めて座面幅を広くし、快適性を向上させている。
HONDA DEAUVILLE 標準装着のパニアケースは、容量が大型化されただけでなく、内部には左右を貫通する“バケットホール”を新設している。
HONDA DEAUVILLE
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2218×810×1320 (mm)
ホイールベース 1476mm
シート高 805mm
乾燥重量 236kg
エンジン 水冷4ストローク8バルブSOHC V型2気筒
排気量 680cc
ボア×ストローク 81×66(mm)
最高出力 48.3kW/8000rpm
最大トルク 66.2Nm/6500rpm
タンク容量 19.7L
タイヤサイズ F120/70 ×ZR17、R150/70 ×ZR17

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